ジェ「紅茶飲める?」
『飲めます、』
ジェ「おけ」
ジェ「熱いから気をつけてね」
『ありがとうございます、!』
ジェ「なにがあったの?」
『私、アルバイトしたくて。』
ジェ「うん」
『でも北斗くんが危ないからってさせて貰えなくて、
心配してくれるのは凄く嬉しいんだけど、
私だってやりたいことがあるから大学院通ってて、
社会に出る練習としてバイトしてみたいのに、
お金だったら俺が何とかするからって。
お金だけの理由じゃないんだよ、!
北斗くんなんもわかってない、、!!…ズズ
でも、私言い方きつくて、怒らせちゃって、、、
ジェシーくんどーしよ、、私、、北斗くん、に、、嫌われちゃうっ、
、、っズズ』
ジェ「大丈夫大丈夫、北斗も怖いんだよきっと。
これ以上聞かないからさ、好きなだけうちにいるといいよ。」
『ごめんなさい、、ありがとうございます、。』
ジェ「いいのいいの、ゆっくりしてって」
『はい、。』
ジェシーside
俺がもしあなたちゃんの彼氏だとしても、
アルバイトなんかさせたくないかも。
北斗の気持ちはめっちゃ分かる。
でも、あなたちゃんの気持ちもわかる。難しいよなぁ。
北斗に連絡だけいれとこ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。