私が一目惚れをしたのは高校入学初日の日だった。
3年生の先輩たちがワクワクした顔で1年のクラスを見に来るなか、
全然興味なさげに友達に連れられて来てたの。
そこで私は松村北斗という男に惹き付けられた。
そして私の告白の日々が始まった。
始めて喋ったのは、、、3年生の靴箱だったかな。
体育終わりにタオルを首にかけて頭を拭きながら歩いてくる北斗くん。
今でも覚えてる、すっごくキラキラしててかっこよかったんだ。
友達と歩いてきたんだけど、
そこでもやっぱ口数が少なめだったんだよね、笑
『あ、あの!!』
「え!なになに、俺!?」
『あ、いや、、違いま、す。』
「あーこいつ?」
『はい、、!』
「また北斗かよ〜〜、じゃ!俺ら先行くわ。
北斗優しくしろよ〜〜笑」
松村「うっせーよ」
またってことは、やっぱモテてたんだよな〜
友達にからかわれて(?)向けた時の笑顔がすっごく素敵で、
「あ、、私この人の事ほんとに好きなんだ」って。
松村「で、なに?どした?」
『先輩っ!好きです、、付き合ってください!!』
松村「えっとー、、君誰?」
『1年の山本あなたです、!一目惚れしちゃいました。』
松村「あっと、、さー、俺君が思ってるよりいい人じゃないから。」
この言葉を置いて去っていった北斗くん。
今じゃ笑い事にできるけど、当時はほんとに傷ついたなぁー笑
ま、でもここから私の気持ちは燃えちゃったんです、!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!