葬儀などが終わって数日、私は1人で圭介の墓参りに来た。
あなた)...........はぁ、、、
これからどうするんだろう、圭介が、、居なくて、、
東京卍會はそのまま存続、1番隊は、、?
千冬が1番キツいよね、、、
あれ、圭介のお墓、誰かいる。
あ、あのふわふわの金髪..........
あなた)ちふ、
千冬)場地さんッ........“ありがとう”なんて、ズリィよ..........俺はこれから、どうしたらいいんスか!?
千冬)..........場地さん、オレ、もう、、東卍とは、サヨナラします、場地さんがいないのにオレがいる意味なんて........
あなた).......そんな事ないよ、千冬。。。
千冬)えッ、あなたさ、
あなた)サヨナラなんて言わないでよ.........千冬まで居なくなっちゃうなんてやだ、、、ごめん、自己中なこと言って、、
千冬)おじょー、でも、オレッ..........
あなた)ごめん、今1番苦しいのは千冬だよね........圭介が居なくなっちゃってさ、私やマイキーが圭介の代わりになれるとは思ってないし、なるつもりも無いよ、
あなた)でもさ、千冬には残って欲しい、、
あなた)東卍には松野千冬が必要だよ、、?
千冬)グスッ、オレ、、場地さんが、いなきゃ、1人じゃなんもできねーっス、オレには無理っス、、、
あなた).........圭介がよく言ってたよ、「千冬は強ぇ、仲間の為に命張れる漢だ」って。君はあの圭介の認めたオトコだぞ?
千冬)........グスッ、グスッ、ばじさ、、
あなた)、、、そんな今すぐ急いで決めないで?マイキーともちゃんと話し合おうよ、千冬。
あなた)一人で抱え込まないで欲しい、大切な仲間なんだから。
千冬)はいッ.........ありがとう、ございますッ.....
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!