第75話

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19,906
2021/07/24 13:09



壱番隊 .








あなた)さ、話そっか。




マイキーと私の正面にちょこんと座る千冬。




目に隈ができているし心做しか痩せた気がする。




あなた)...........寝てる?




千冬)、、、あんま寝れてないス........




マイキー)とりあえずちゃんと寝ろ。




千冬)オレ、あの日からあんまり眠れなくて.......




千冬)しんどいッス、、、当たり前の、日々が崩れるのは.........耐えられそうにないス......だからもう不良はやめて、)マイキー)昔さぁ、オレの兄貴、突然死んだんだ。




千冬).........?




マイキー)なんとなくは知ってるだろーけど突然殺されちまってさ。当たり前の様にいた兄貴がいなくて、日常は全部無くなって。全部滅茶苦茶にしてやろうと思った。




マイキー)そんなオレを場地はずっと気にかけてくれて、色んな話をしてくれた。兄貴の遺してくれた日常を、幸せを、大切なものを、守り抜こうぜって言ってくれた。




マイキー)だからオレは強く居られた。オレを見失わずにいられた。オレはこれからも場地が遺してくれたアイツの大切なモンを守りてえ。アイツの大切な東京卍會を。




マイキー)だからオマエが必要なんだ。東京卍會壱番隊副隊長、松野千冬。壱番隊の灯をオマエが消すのか?




マイキー)アイツが大切にした壱番隊だ。場地の遺した壱番隊は副隊長のオマエが居なきゃ成り立たなかった。




マイキー)..........な、千冬。全部お前に背負わせる気はねぇ。でも場地の大切にした壱番隊からオマエが居なくなったらもうアイツのいた壱番隊は全く別のモンになっちまう。




マイキー)そんなの寂しいだろ?




千冬)でも....オレじゃ壱番隊を引っ張って行けません、荷が、、重すぎます、オレは場地さんみたいにはなれねッス....




あなた)全部背負わせないって言ったじゃん。私たちがいることを忘れないで?壱番隊に何かあったら直ぐに駆けつけるよ。




マイキー)オマエはこれからも壱番隊副隊長だ!




千冬)...........ッはい、、




あなた)隊長は不在でいいし、何かあったら私が背負うよ。




千冬)、、いえ、隊長は、、、
















花垣武道を指名します。
















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