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第13話

別れ
うらたside
うらた
うらた
おはよ。て、何してんの?
センラが自分の荷物をまとめていた。
センラ
センラ
あぁ…もうこっから出てこうと思って。
うらた
うらた
えっ…なんで?
センラ
センラ
やっぱ…俺、うらたとは合わんと思うねん。
一緒に過ごしててわかった。俺はアイツらと一緒にいる方が、まだいい。
うらた
うらた
ねぇ…何言ってんの?そんなこと…言わないでよ…
センラ
センラ
ありがとな、うらた。俺の事…置いてくれて。
バチンッ!
センラ
センラ
…ッ
うらた
うらた
何…言ってんの?急に…は?
センラ
センラ
…ごめん。
うらた
うらた
ごめんじゃ…ないよ。何言ってんのって聞いてんの!!!!
俺はセンラの腕を掴んで泣き叫んだ。
うらた
うらた
嘘なら嘘って言ってよ!!!信じらんないよ!!!!
センラ
センラ
嘘やない。本気や。
センラは俺を突き放して、荷物を持って玄関のドアに手をかけた。
センラ
センラ
ほんと世話になった。ありがとううらた。
センラ
センラ
多分もう会うことはないと思うから…じゃあな
少し微笑んだ後、そのまま前を向いて…俺に背を向けて出ていった。
うらた
うらた
バタン
誰もいなくなった家の中で呆然と立ち尽くす俺。
うらた
うらた
(バイト行かなきゃ。)
センラのこと気にするのは後、とにかく今はバイト行かなきゃ。
うらた
うらた
(ポロポロ…)
あれ…?
なんで泣いてんだろ…もうあんなやつ…知らないはずなのに…
涙を必死に拭って家から出た。
帰宅
うらた
うらた
ただいま。
そう呟く午前0時。
いつものお帰りは聞こえなかった。
洗面所に入ると蛇口を捻った。
水が排水溝に渦となって吸い込まれてく。
崩れてた俺の心も一緒に吸い込まれてった。
ソファに転がると、スマホを開いた。
「今日は配信しません。」
そう書き込んでホーム画面に戻る。
待ち受けにした写真とか、来週の予定帳とか、全てが棘に変わり、俺の崩れた心に突き刺さる。
『ほんと世話になった。ありがとううらた。』
『多分もう会うことはないと思うから…じゃあな』
最高の別れみたいに…前を向かないでよ。
俺まだ…あんたみたいに笑えないんだよ。
うらた
うらた
行かないでよぉ…
螺旋が落ちるように抜け出せない。

俺は待ってるよ。2人でまた夢を見れること…