僕は前髪をとめていたヘヤピンと後髪をまとめていたヘヤゴム(シュシュ?)を外していた
そして、ロープみたいな布を羽織っていた
出発する前にマリータから貰ったものだ
万が一、町の人に見つかっても一目で王女だと分からなくするためだ
出発する前は夕方前だったのに、今では日が沈み、空を見上げると星が瞬いていた
ザァー…ザァー…
海の音が聞こえてきた
もうそろそろ着くのだろう
そういえば、マリータの言っていた僕の大切な人って…
?)エレーン!!!
僕は二人の近くに行き、ジョセフィーヌから降りた
魔術ってそんなことも出来るのか…凄いな
つまり…これが…タイムスリップというものだろうか?
僕は3人のあとについていった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。