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第12話

12話 デートの人「後編」
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
こら、降りろ
すっかり風晴君の背中に
居座り続ける猫ちゃんは、どくきが

ないのか、尻尾を右へ左へと
ゆらゆら揺らす。
なるみや ひなた
なるみや ひなた
たぶん、居心地が良いんだよ。
風晴君の背中、あはは。
猫ちゃんは、そのまま
尻尾を風晴君の顔にぶつけ始めた。
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
猫〜、くすぐったいって・・・
なるみや ひなた
なるみや ひなた
あはは、猫ちゃん可愛い
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
っ、へ、へクション!
なるみや ひなた
なるみや ひなた
あっ・・・
風晴君のくしゃみに驚いた
猫ちゃんが、ビョーンと高くジャンプして
逃げて行く。
なるみや ひなた
なるみや ひなた
あ!クシャミ・・・
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
ああ、逃げちゃったね・・・
ざんねん
なるみや ひなた
なるみや ひなた
あ、今はその、猫カフェに来ていて・・・
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
あはは、知ってるから
説明しなくて良いよ?
そうだった、2人は、記憶を
共有してるんだった。
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
そっちの猫ばっかじゃなくて、
俺も構ってよ
なるみや ひなた
なるみや ひなた
うっ、
ちょっと前までは、フレンドリー
風晴君の方が、良いなんて思ってたけど

今は、普通の風晴君の方が
安心して一緒に入れる気がする。
なるみや ひなた
なるみや ひなた
ダーメ、猫カフェに来たんだから
猫ちゃんと触れ合わないとね!
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
ふふ、そっか。了解
意外と素直に了解してくれて
ホットする。
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
おいで〜ニャンコ達。
なるみや ひなた
なるみや ひなた
あっという間に、さっき逃げて行った
猫ちゃんも戻ってきて、さっきより

もたくさんの猫ちゃんが、風晴君の
周りに寄ってきた。
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
お、君は毛並みが綺麗だね。
なるみや ひなた
なるみや ひなた
ふふ
私も、猫ちゃんを撫でながら
つられて笑ってしまう。

こういう時間が、ずっつ続けば
良いと思うぐらい、心があったかくなった。

風晴君といると、不思議と気持ちが
和らぐ。そういう力の持ち主なのかも?
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
ほら、おやつだよ。
風晴君が手渡したおやつを、
ペロペロと舐める猫ちゃん。

私もその光景を眺めていると、
風晴君が視線に気づき、二イッと
笑った。
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
何?陽咲もおやつ欲しいの?
なるみや ひなた
なるみや ひなた
え?お、おやつ?
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
あんまり、熱心に見つめられるから
そうなのかなって?
なるみや ひなた
なるみや ひなた
ち、違う////
ね、猫ちゃんを見てたの!!
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
本当に?
むうう、意地悪な風晴君・・・

私が、フンと横を向くと
くすくすと笑いながら、
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
冗談、ここ終わったら
何か甘いの食べに行こう
と、言ってくれたので
私は、「うん!」と、思わず
振り返ってしまった。
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
なるほど、陽咲のこと
ちょっとわかったかも〜
なるみや ひなた
なるみや ひなた
え?食い意地張ってるとか?
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
ええ?そこまでは、さすがに
思ってないよ。
かぜはる かなむ
かぜはる かなむ
甘いの、好きなんだと思ってさ
なるみや ひなた
なるみや ひなた
・・・そう?
自分で言って、少し照れ始める。
食い意地張ってるって思われたかと
思って、口に出したけど、風晴君

意外そうな顔してたから、言わなきゃ
良かったと、しばし反省中。

そして、猫カフェを出た私たちは、
甘いものを求めて、駅前の広場に
向かうことにしたのだった。