小3のとき
私は男の子に初恋をしました
その子は引っ越してしまって
恋は冷めたのですが
次に好きになった人が
女の子でした
そのころの私はまだ幼くて
何もおかしいと感じなかったことを
昨日のことのように覚えています
その子に抱く感情は
男の子を好きになった時と全く同じ
その子に会えると嬉しくて
笑顔を見るとどきどきして
一緒に遊ぼうと言われるだけで嬉しかった
学校を休んでると心配だし
他の子と絡んでると嫉妬する
ですが心の何処かで分かっていたんだと思います
女の子が女の子を好きになるなんておかしい
だから、したかった告白も
することを諦めました
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。