あなた先輩 …
同じ委員会やん 。
嬉しいんやけど /////
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長尾 『 なぁ 。 みっちー ?? 』
「 え? あ? なに? 」
長尾 『 さっきの先輩いたじゃん?
え~ と、 あなた先輩と 桜先輩 、やっ
け ? 』
「 ぁぁ ~ うん 。 おったな 、」
長尾 『 あの二人 やばいらしいで 。 』
『 良い意味で 。 』
「 うわ 、 何事か思ったわ 笑
で なに わからへんねんけど 。?? 」
長尾 『 ほんと みっちー は
他人に 興味 ないねんなぁ ~ 』
「 別に、 知って どうもこうも あらへん
し 。 」
長尾 『 クール やねぇ 。』
「 で、 本題はなんやねん 。 」
長尾 『 せやったせやった 。
みっちー 、 僕達超 ラッキーやで ! 』
「 はぁ 、 ? 」
「 内容! 内容 がないねん 。 」
長尾 『 もぉ ~ 、 仕方いなあ 、
あんなぁ 、 あの二人 はなぁ 、
まず、 成績優秀 。 学年1位 2位を
毎回争ってると 。 』
「 すげ 。 」
長尾 『 やろ、? しかも運動神経もよし 。
しかも優しい 。 』
なるほと、
だから あの時 僕にハンカチを …
普通、 知らず相手にハンカチなんてかさへんもん 。
長尾 『 で、 お金持ち 。 』
「 へぇ ~ 」
長尾 『 と言っても 2人はこのことを嫌がってるから
お迎えとかは歩くか 途中までらしいで 。』
「 ふ ~ん 。 」
長尾 『 でもなッ ?! これが1番のラッキーポ
イントなんやで!』
「 やっとかいな 笑
何? 」
長尾 『 モテて モテて モテまくってる
らしいで 。
しかも 女子にもモテるとかなんとか … 』
「 まじか 。 」
あなた 先輩 …
俺 そんな凄い人を 好きになったんか?
嫌 、 でもまだ 好きになったとは分かってへんし …
でも … 誰かに取られるとなると 。
俺好きなんやなぁ 。 ってなりおるし 。
なんやろうなぁ 。
長尾 『 でも 桜先輩 ?? は彼氏おるらし
いで 。
他校のイケメンらしいで ~ !
あなた 先輩は そ~ゆ~ の流れてへんけど
。誰かと付き合っててもおかしくないし 。
ちなみに あなた 先輩 。
好みは 背の高い人やって!
だから みっちー チャンスやで ! 』
「 はっ、 え、
なんで俺なん?! 別に好きちゃうで 。」
長尾 『 えぇ ~ 。 好きなのか思ってたん
に 。ちゃうのか ~ 。』
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ちゃう 。 長尾の言うことは当たっとる。
なんでなん? いつ気づかれた?
確かに 。 桜先輩が彼氏おるって聞いた時 、
あなた 先輩もおるんかな 。
って考えてしもてるし 。
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「 ちゃう 。 好きなんや 、 俺 。 」
長尾 『 やろ?
安心しぃ 。 秘密やもんな 。』
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好きな人が出来ても 絶対誰にも言わん。
って決めとったのになぁ 笑
長尾には気づかれてしまいました 笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!