第14話

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2021/02/06 08:06
《死ぬ事》を【指定】して【無効化】。




















要は、死なないって事。

高専の最下層、薨星宮参道に到達した。

黒井「理子様、私はここまでです」

そう言ってメイドの黒井さんは頭を下げた。その様子を私と夏油は離れて見ていた。

黒井「理子様…どうか…」

天内「黒井、大好きだよ」

星漿体は黒井さんに泣きながら抱きついた。

天内「ずっと…!!これからもずっと!!」

黒井「私も…!!大好きです…」

別れをして、私は黒井さんと一緒に、夏油と星漿体とが見えなくなるまで見ていた。

私が黒井さんに声をかけて外に出ようとしたときに、黒井さんの足に何かが貫いた。







その何かが、銃弾と気付くのには時間がかからなかった。

あなた「…五条を…?」

甚爾「ああ、それがどうした?」

あなた「いや?」

大丈夫、心配ない。術式が切れてない。





だから、死んでない。















否、死ねない。

甚爾「…じゃあな」

そう言って黒井さんと私の頭に銃弾が通った。




















わけがないでしょ?






























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我、作者だ

どう?どう?どうだった?←

こっからも救済頑張るぞ~!

じゃあ、バイチャ!

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