言い合いしている2人の耳には届かなかったらしい。良かった。聞かれてたら″逃げられない″からさ。
あなた「折角夏油が作ってくれたご飯、冷める前に食べよ~」
左右から移動した2人を横目に、夏油が美味しそうに作った朝御飯を頂いた。
あなた「美味しぃ~!」
五条「あ!あなた先輩!ズルいよ!勝手に食べるなんて!」
あなた「喧嘩してるのが悪いでしょ?」
夏油「そうだね。それは私達が悪いよ、悟」
すると五条は成人してるのに「やーだー」と駄々をこね始めた。
子供か!あ、いや、赤ちゃんか?
あなた「冷める前に食べちゃお~っと」
私は食べるスピードを上げると夏油は落ち着いた様子でご飯を食べ始めた。
五条「僕の分、ちゃんと残してる!?」
あなた「駄々こねるのを止めて、落ち着いて席についたらなぁ。ねぇ?」
夏油「そうだね。駄々をこねる大人は見苦しいからね」
五条「分かった!」
元気だなぁと思いながら、箸を動かすスピードを緩めた。
1口食べて目を輝かせる五条は、子供を見ているみたいだw。それを見ている夏油は、心なしか嬉しそうにしていた。
あなた/夏油/五条「ご馳走さまでした」
夏油と五条は山盛りご飯を3杯程、ペロリと平らげていた。
高専の時以上に、食べているのが、何故?
どこに、そこまで食べれる腹があるんだ?
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あーい(^○^)作者でーす!
まだ、ほのぼのだねw
シリアスは続くけど、ほのぼのも入れるよ!
次の話から、多分、シリアス!
ってことで、また次回!
バイビー!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。