第49話

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2021/03/26 14:00
あなた「侑、治。帰る場所はある?」

部屋に入って、2人の手を包み込んで言った。五条は下に行って、硝子と一緒に本当に両親なのか、と掃除をしてもらっている。

侑「ある。」

治「俺もある。でも、ちょっと怖いわ」

あなた「うん、ごめんな。じゃあ、今日は2人で一緒に居りぃ」

"2人で"と言った時に、2人共が私の目を見て伝えてきた。





『姉ちゃんは一緒やないの?』と。



あなた「私はやることがある」

ポンポンと頭を撫でた。理解してくれたようで、不貞腐れながら頷いてくれた。







あなた「ちょっと、ごめんな」











私は《気絶していない》を【指定】して【無効化】した。簡単に言うと、気絶させた。


五条「運べばいいの?」

あなた「うん。ここに飛んでくれる?」

五条「ん」

すると、五条は2人の腕を掴んで飛んだ。私はそれを見届けて、下に居る硝子と合流した。





*****




あなた「グロイの、慣れた?」

硝子「慣れたくなかったんですけどね」






あなた「ごめんね。それと、ありがとう」






その言葉は、硝子に対してなのか。





























又は、助けられなかった両親に対してなのかは、分からない。





























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うっす!作者っす!

この後恋愛入れれたらなぁ。

まあ、入れるとしても、数話先だと思うけど!

ってことで、また次回!

バイチャ!

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