あなた「あ。ねぇねぇ、夏油」
夏油「なんですか?ズビッ」
あなた「明日が任務だよね?」
夏油「はい、そうですけど?」
私は夏油の目尻に溜まった涙を指で取りながら言った。
あなた「じゃあ、明後日まで私と一緒に居ること」
夏油「へ?」
目を見開いて、口をポカーンッと開けた。夏油の珍しい顔が見えたなぁ。
夏油「あの、明日、任務が…」
あなた「私も一緒に行くってこと」
なんか、このまま夏油を一人で任務に行かせるのは危険な気がした。危険っていうか、危ない感じ。
夏油「え、でも」
あなた「決定事項で~す」
私は悪戯が成功したかのように、ニシシッと笑った。
*****
夏油「これは、なんですか?」
そこには、檻の中で怯えた様子の女の子が2人、身を寄せ合って居た。
村人「■■…?■■■■!?」
夏油は、酷く、疲れたような顔をしていた。その顔が″アノ時″の私と同じ顔だった。
あなた「違います」
村人「■■■■!!」
駄目だ。私まで折れては駄目だ。
あなた「事件の原因は、もう私達が取り除きました」
村人「■■■■!!」
女の子「それはあっちが──」
監禁されている女の子の1人が反論しようとすると、村の人は「化け物め!」や「赤子の内に殺しておけば」と罵っていた。
すると、夏油は指先から呪霊を出して、女の子達を安心させた。
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はいッ!作者ッッッ!
途中で切っちゃった!テヘペロ
闇落ちにしようか迷ったけど、
絶対、回避させるよ!
ってことで、また次回!
バイチャ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!