あの後、高専の実験室みたいな所に戻って、両親かどうかの認証を簡易的にしてもらった。
硝子「これら全て、先輩の両親で合ってます。でも、簡易的なので確実ではないです」
簡易的な道具で行った認証結果は両親だった。やはり、としか言いようがなかった。
あなた「ありがとう、硝子。私のせいで大事な休みを奪っちゃったらしいし、ゆっくり休んで?」
私が持っている旅行券を硝子に渡した。温泉やら色々体も休められる筈。無理させたから、しっかり休んでほしいもん。
硝子「良いんですか?ありがとうございま~す」
そう言って硝子はタバコを吹かしながら旅行券を受け取った。良かった、嬉しそう。
硝子「…弟さん達には、どうやって伝えるんですか?」
あなた「…あの時、呪霊が一時的に見えてたから、そのまま伝えるよ。ショックとか色々デカいと思うけどね」
硝子「ですよね。それじゃあ、私はこれで」
旅行券をチラつかせながら硝子は出ていった。
私1人になったところで、初めて私は涙を一筋流した。
あなた「私のウエディング姿見るって、孫の顔を見るって、言ってたのに……」
あなた「こっちでは見れないけど、そっちから見れると良いね」
あなた「その前に私がそっちに行くかもしれないけど」
最後は笑って、伝えた。
あなた「待っててね」
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そいや!作者やでぇぇえ!
『拗ねます。』チャプター投稿して寝たんよ。
んで、午後1時頃にマイページ見たらな、
お気に入りが340以上で、ビックリやわ。
ありがとうございます!ってホンマに感謝や!
嬉しすぎでウルッときてもうてん。
これからも、投稿してくで!
あ、でもな、お気に入りが減ったら凹むもんで、
よろしゅう頼む!
ってことで、また次回!
バイチャ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。