あなたが25歳
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今日から西日本まで足を伸ばそうと思います。3年ぶりかな。
ん?7年ぶりじゃないのかって?
うん。私が22歳か23歳の年に、弟たちと仲直りしに足を運んだからね。
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あなた「家、行こ」
東日本を一通り旅して、唐突に思った。
旅で色々な人と出会って、話して、成長したからかな。意地を張るのを辞めようと思った。
大人になったって、ことだよね。
あなた「ただいま」
母/父「!。おかえり、あなた」
私がドアを開けると、両親はとても嬉しそうに「おかえり」と言ってくれた。
母「治達は部屋やお」
お母さんが教えてくれて、お父さんが私の背中を押してくれた。私は2階の弟達の部屋まで、静かにゆっくり、小さい頃のように進んでいった。
コンコン
侑「なんや?」
間抜けな侑の声と一緒に、部屋のドアが開いた。すると、侑も奥に居た治も驚いた顔をしていた。
治/侑「ね、姉ちゃん」
あなた「おん。姉ちゃんやで」
私は部屋の中に入って、笑った。まだ幼かった頃の、純粋無垢のような笑顔をした。
でも、すぐに真剣な顔を戻した。
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はい!作者です!
ちょっとした、過去編みたいなもの!
これから、数話続くよ!
んで、投稿ペースが遅くなりそうなので、
ちょっと、お遊び?をいれようと思います!
コメント、3つで更新します
お願いします!
これで3つ無かったら、悲しすぎる。
ってことで、また次回!
バイチャ!
コメント×3
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。