あなた「ねえ、君達って何歳?」
女の子「6歳か7歳」
私は女に子の頭を優しく撫でた。
手を頭から離すと、私は村人の方に体を向けた。
あなた「うっさいわ」
私は《声が出せる》を【指定】して【無効化】した。途端に静かになった。これなら私の話が聞こえるね。
あなた「なあ、知っとる?七歳までは神の子なんやで?」
あなた「アンタらは神の子供を傷付けたんやで?それが何を意味しとるか、解るよな?」
あなた「万死に値するんよ」
あなた「でも、私らは神や無いから、粉砕骨折で終わったるわ」
私は今日掛けた術式を消して、一人の村人の前に座り込んだ。
あなた「良かったな、命拾いしたで?」
私は夏油と女の子のところに戻った。
あなた「帰ろっか」
夏油「ですね」
そう答える夏油はどこかスッキリした様な顔をしていた。
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ほいほい、作者ほい
一応救済出来たかな?
って、まんだ、終わってないけどねぇ。
山場は越えたって感じ。
じゃあ、また次回!
バイチャ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。