第48話

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2021/03/25 14:00
3コール程して、電話に出てくれた。



五条『珍しいね、あなた先輩から電話なんて』

あなた『そうだね。今送った場所に来てほしいの』

五条『いいですけど、なんで?』

あなた『私の家族が呪霊被害を受けた』






五条『すぐ行く』

その言葉が聞けた瞬間にブチッと音がして切れた。フーッと深呼吸してスマホをポケットに仕舞った。私が泣くのは、まだ先で大丈夫。






そう言い聞かせて、部屋のドアに再度、凭れ掛かった。





*****




コツコツという音が聞こえ、私はまたフーッと深呼吸してドアから離れた。

あなた「来てくれてありがと、五条」


五条「丁度休みだったから大丈夫。それで家族は?」






あなた「リビングでグチャグチャになってるのが両親だと思う。弟2人はこの部屋、怪我はしてない。呪霊は私が祓った」

五条「…そう」











五条「だい──」






あなた「今は大丈夫で居ないと。お姉ちゃんだもん」































私はちからなく笑った。





























ーーーーー

はいはい、作者ですよ!

暗いね。ちょっとね、暗いね。

まあ、終われば大丈夫!

恋愛もちゃんと入れるよ?

今まで全然入れてなかったもん

ってことで、また次回!

バイチャ!

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