五条「!っ。あなた先輩!」
私が【無効化】しようとしたら、五条が無限を使って私と甚爾先生の間に割り込んできた。
五条「死ぬな!です!!」
あなた「取って付けたような敬語…」
五条に肩を揺さぶられながら言った。五条の声を聞いて夏油も硝子も更に1年2年も、私の周りに来た。
夏油「死ぬんですか!?」
硝子「な、んでですか?」
あなた「…ちょっと、一人にさせて」
私は五条の手を外して、甚爾先生の横を通りすぎた。
あなた「甚爾先生、お手合わせ有り難う御座いました」
甚爾「おい、待て」
そう言って、甚爾先生は私の腕を捕まえた。
甚爾「説明しろ。今回のも、前回のも、だ」
逃がす気はない、とでも言っているかのように力強く腕を握られた。
あなた「…痛いよ、」
力は緩められなかった
あなた「…話を聞いて、後悔しても知らないから」
私はしっかりと前置きをしてから、
簡潔に、
分かるように、
話し始めた。
ーーーーー
はい、作者でーす!
暗いですねぇ。
次回予告!
あなたの過去編、再び!
ってことで、また次回!
バイチャ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。