今日は何やら彼女ちゃん落ち着きがないよう。
「ふぅ…」深呼吸してジフンの部屋へ行きます。
「オッパ…私たち…っ、別れよ」
『なんで』
「わ、私…っ好きな人が出来たの」
『そいつ誰、どんな奴』
「えっと…年下の同じ大学の子…」
『じゃあ今は俺よりそいつの方が好きなんだ?』
「うん…だから、別れてほしい…っ」
『それ本気?』
機嫌が悪いジフンに怯えながらも
首を縦に振る彼女ちゃん。
『…なんでそんな泣きそうな顔すんだよ』
「え…?」
『どうせドッキリだろ』
「なっなんで…分かったの…?」
『お前うそ下手だから』
「オッパぁ…ごめんなさい…っ」
『泣くなよ…ほら、ティッシュ
…っ!?』
泣きながらジフンのことを押し倒す彼女ちゃん。
これにはジフンもびっくり。
『いって…』
「オッパ…ぐすっ」
『あ!お前今、俺の服で拭いただろ!』
「…き」
『ん?なんて』
「す…き……」
彼女ちゃんの小さい体をぎゅっと抱きしめ
頭を撫でるジフン。
『ふはっ……両思いだわ』
なんて言いながらニカっと笑うジフンに
彼女ちゃんゆでダコ状態。
「オッパ…暑い/」
『お?照れてんだ?笑』
「ち、違う…オッパがぎゅってするからだもん/」
『そーだった、ごめんごめん笑』
「でもオッパにぎゅーされるの…好きだよ」
『(固)』
「…どうしたのオッパ?」
フリーズしたまま反対側を向き始めたジフンに
ハテナが浮かぶ彼女ちゃん。
「え?え?」
「オッパ?ねぇ聞いてます??」
『(結局照れてんの俺じゃねぇか…/)』