ある日のこと
あーダル、
そう言いながら歩いていると
どこからか叫び声みたいな、喧嘩をしている声が聞こえた
(ん?ここら辺で大人数で喧嘩?......見に行ってみるか、)
声のする方へと向かった
すると、
おら!!やっちまえ!!!!!!!
おい!!もっと根性あんだろ!?
キヨマサくんには勝てないって!!!!w
そこにはボコボコに殴られた少年と
とてもガタイのいい少年が喧嘩していた
ッ.......
周りはそれを見て笑う者や
応援する者がいた、
見る限り、喧嘩賭博のようだった
(あのガタイのいいやつ、どこかで見た事あるようなないような、)
考えていると、ガタイのいい方が突然声を荒らげた
バット持ってこい!!!!!!!
(......うわー、悪質、タイマンじゃないのか?w)
だが、誰もバットを持ってこようとしない
(..........?なんだなんだ、どうした、)
私はみんなが見ている方向を見て驚いた
だって
そこには
私の
"弟がいたから"
(は!?なんであいつがここにいんの!?)
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主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。