美羽は、驚きの声を上げた。
夕日はとっくに沈んでいて、辺りは真っ暗である。
美羽は戸惑った。
海斗の家に行きたいのは山々だが、こちらにも家庭の事情がある。
そこまで考えたとき、美羽は気付いた。
今日は、両親が帰ってこないのだ。
美羽は海斗の後ろに着いて歩いた。
海斗は、美羽の指を自分の指と絡める。
美羽は顔を赤くしながら訴える。
その様子を見て、海斗は吹き出してしまった。
海斗にそう呼ばれるだけで、美羽は幸せだった。
海斗の家は住宅地にあり、一戸建てだった。
家の前には椿の木が数本植わっている。
マンション住まいの美羽にとって、一戸建ての家は憧れだった。
家に入ると、美羽は階段を上った先である海斗の部屋に連れられた。
海斗は一階に行き、美羽は海斗のベッドに腰をかけた。
やがて海斗が戻ってくると、美羽は海斗が持っていた麦茶に口を付けた。
その後、美羽と海斗は楽しく語り合った。
その時間は、二人にとってかけがえのない物になっただろう。
海斗が、美羽の腕を掴む。
海斗は自身の性器を指さす。
そこには、ズボンでは隠せないほど膨れ上がった海斗の性器があった。
海斗は美羽の耳を甘噛みした。
海斗が耳元で囁くと、美羽はまた声を上げた。
美羽が制服を脱ぐと、残ったのはブラジャーとパンツだけだった。
そういって海斗は、ブラジャーの中に手を入れて美羽の乳首を揉んだ。
海斗は胸を揉むのを止め、パンツの中に手を入れ、美羽の性器を弄んだ。
海斗は美羽の膣内に指を入れ、掻き回した。
海斗は、自身の性器を露わにした。
それは、とても太く、大きい。
その返事を聞くなり、海斗は美羽をベッドに押し倒し、性器を挿入れた。
そこからは、二人とも夢中だった。
だから、海斗が性器を挿入た時に鈍い音がした事に気付いたのは、行為が終わってからである。
その後、二人は雑談を交わした。
美羽が海斗の家を出るときには、空は真っ暗に染まっていた…。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!