ポツン
死神（6番）
う〜ん、、、あれ
死神（6番）
ここは、、、
ギィィィ
死神（6番）
ひっ
ばっ
死神（6番）
んん
？
静かに、、、落ちつくんだ騒ぐと奴らに見つかる
？
いいな
死神（6番）
ｺｸﾝ
死神（6番）
はぁはぁ、、、
？
お前がここに連れこまれていたのは見ていたよ
？
ビックパフに気に入られてしまったのだろう
死神（6番）
あの、、、いったいここはどこなんですか、、？
死神（6番）
ビックパフって、、、？
？
ここは、、、フォーグニア刑務所第2収容エリアだ
死神（6番）
え、、、うそ！？
？
フッ、、、無理もない
？
お前がいた第1収容エリアとは明らかに違うからな
？
この刑務所はゾロペニアの古城を改築して造られた
？
設備はしっかりしているが、、、
？
このように古城の色を残した場所もある
死神（6番）
お城、、、だからあんな外見だったのか
死神（6番）
あの！
？
なんだ？
死神（6番）
えっと青髪で顔が整ってて男性みたいなんですけど、女性の囚人番号27番の人を知りませんか？
？
、、、いや、見ていないな
死神（6番）
（どこに行ったんだろう、、、無事だと良いな、、）
？
難攻不落の城は敵の侵入を防ぐとともに、、、
すっ
？
脱出を拒むということだ
？
さて雑談は終わりだ、私とお前には時間がない
？
もし生き残りたかったら私の言うことを聞くんだ
死神（6番）
アナタはいったい、、、
？
私は、、、
7番（ジョン）
囚人番号7番
7番（ジョン）
、、、ジョンとでも呼んでくれ
死神（6番）
ジョン、、、さん
7番（ジョン）
急がなければ、、、多くの命が失われることになるぞ
ーー〜ーーーーーー〜ーーーーーー〜ーーーーー〜ーーーーー〜ーーーー
3日目、16時00分、広場ブース
看守
ふぅ、、、これで最後か、、
看守
囚人たちを出して作業に戻らせるぞ
コンコン、コロコロ、、、
ボフッ
「「「！！？」」」
看守
なっなんだ！？
もくもく
看守
おい無線で応援を、、、
看守
がっ！？
？
ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ
ドサッ
看守
どうした、なにがあ、、、っ
ガッ、ドッ
看守
誰だきさ、、、グッ
ヒュ、ズンッ
ゴソゴソ
しゅっ
囚人
！
囚人
っ、、、たく、なんなんだよ、、、って、、、ん？
囚人
！？
囚人
鍵じゃねぇか！！ラッキー！
囚人
なんだって！？まじかよっ
囚人
おい俺のも早く開けてくれー！
すっ
ドが
ぺいんと（8番）
あの、、、
ぺいんと（8番）
しにがみと27番が居ないことと俺たちの負傷のことはリアム看守長にはなんと、、、？
バートン
む、、、そうだな、、、
バートン
ｽﾝｯ、、、
ぐいっ
バートン
少し走るぞ
ぺいんと（8番）
え！？
バートン
これは、、、
バートン
どういうことだ、、、
バートン
くっ、、、
バートン
くそっ
ぺいんと（8番）
（どうやら看守にとっても想定外な事態、、、ここはどう立まわるべきか、、、）
ぺいんと（8番）
（いや、、、待てよ、、、）
ぺいんと（8番）
透徹バートン
なんだと？
ぺいんと（8番）
バートンさん提案があります
ぺいんと（8番）
この状況を利用して、、、
【第1収容エリアで緊急事態】
【繰り返す、第1収容エリアで緊急事態】
カツーンカツーン
リアム
状況は
カルロス
ふぅ、、、見ての通りだ
リアム
囚人による反乱か？
カルロス
ああ、、、それも周到に準備されている
リアム
なぜそう思う
カルロス
所内でこしらえたにしては出来がよすぎるﾎﾟｲ
リアム
ﾊﾟｼｯ、発煙弾、、、か
カルロス
心あたりはないか？
カルロス
最近、似たような事件があった、そしてその直後
リアム
囚人失踪事件、、、か
カルロス
俺たちが来たときにはこのありさまだ
リアム
これは！
リアム
6番がやられたか、、、
リアム
あなたに連絡は？
カルロス
、、、
リアム
まさか、してないのか？
カルロス
落ち着いて聞けよ
カルロス
あなたもだ
リアム
っ！？
カルロス
つまり今回は2人だ
リアム
いや、、、恐らく直ぐに帰ってくるハズだ
カルロス
、、そうだな
カルロス
一応、エディに確認でもとってみるか？
リアム
フッ、無駄だろうな
リアム
ここはしばらく工事中だなどと理由をつけて人を遠ざけている、俺ですら入れていない
アリッサ
へぇー、看守長はエリア2に入れないんだー、、、
アリッサ
ﾊｯ、すっ、すみません看守長、私失礼なことを
リアム
構わん、それより看守長"は"と言ったなアリッサ
アリッサ
（か、、、看守長に初めて名前呼ばれた！？）
カルロス
アリッサ聞かれているぞ
アリッサ
えっ？あ！
アリッサ
じ、、、実は、、リーナ先輩に頼みごとをされてまして、、、
ーーーーー〜ーーーーーーーーー〜ーーーーーーーー〜ーーーーーーー〜ーーーー
アリッサ
え？
アリッサ
資料ですか？
リーナ
実はバートン君に頼まれてたんだけど渡しそびれちゃってさ〜
リーナ
巡回のついでに渡してくれないかな〜？
アリッサ
はい！
リーナ
本当にありがとう！ごめんね、私このあと別の仕事が立てこんでて、、、
アリッサ
大丈夫ですよリーナ先輩！
アリッサ
（巡回までまだ時間あるけど、、、）
コトッ
アリッサ
（ちょっと早めに出ちゃおう）
タタタッ
ドッ
アリッサ
うわっ！？
アリッサ
いてて、、、
？
大丈夫ですか？アリッサ看守
アリッサ
あ、、、はい、ありがとうございま、、、
アリッサ
エディ副看守長！？
エディ
ちゃんと前を見ないと危ないよ？
ひょいっ
アリッサ
す、、、すみません
エディ
ん？これは？
アリッサ
あ、それはバートン看守の、、
エディ
そういえばバートン看守に渡してもらいたい書類があるんだけど、ついでにお願いできるかな？
アリッサ
は、はい
アリッサ
お任せください
エディ
ありがとう、助かるよ
エディ
第2収容エリアにある僕の執務室までいいかな？
アリッサ
了解です！
たっ
ピッ
エディ
アリッサ看守は第2収容エリアに入るのは初めてかい？
アリッサ
は、はい
アリッサ
な、、なんか独特な雰囲気ですね
エディ
ウフフ、古城の雰囲気そのままで驚いたろう？
エディ
僕はこれに興趣を感じるんだ！とはいえ、あちらこちら劣化して補修中だけどね
アリッサ
（たしかに補修中って感じがするなぁ）
エディ
アリッサ看守
エディ
書類をそのファイルに一緒に入れてくるよ、貸してくれるかな？
アリッサ
はい！
バタン
アリッサ
（にしてもここ、、、不気味、、、肌寒いし、、、ん？）
さぁ、、、
アリッサ
！
アリッサ
（風、、、？）
エディ
どうしたのかなぁ？
アリッサ
ﾊﾞｯ、きゃあああ！！エディ副看守長！！
アリッサ
と、、扉が少し開いていたので
エディ
あぁ〜
バタンッ
エディ
ごめんね、僕が閉め忘れてたみたいだ
アリッサ
あの、、、この部屋って、、
エディ
ここはー
エディ
ただの物置だよ
エディ
古城時代から手が入ってなくて危ないんだよ
アリッサ
そうだったんですね、、、
エディ
ああ、、、アリッサ看守が入らなくて本当によかった、、、
エディ
危なかったねぇ〜？
エディ
さて、、、書類は一緒にいれておいたから
エディ
お願いできるかな？
アリッサ
はい、、、っていけない！巡回しないと！失礼します！
タッタッタッ
ーーーー〜ーーーーーー〜ーーーーー〜ーーーーー〜ーーーーー
アリッサ
そんな感じで第2エリアには入れましたし、、、修復中とはいえ、そこまで危険は感じませんでした、、、
リアム
ｷﾞﾘｯ、カルロスここの処理は任せられるか？
カルロス
もちろん、そもそも俺の管轄だからな
リアム
それとアリッサを借りる
カルロス
行ってこいアリッサ
バートン
カルロス様、負傷者の搬送及び囚人の確保は概ね完了しました
カルロス
お疲れさん
カルロス
さて
カルロス
それじゃあ俺たちも動きだすとしますか
