松村side
はぁー、疲れた…
色々あって予定より30分遅れて撮影が終了。
『京本…大丈夫、、かな』
ガチャ
『ただいまー』
「っ!おかえり!!」
って言って走って俺の所まで来た。
(照)
『大丈夫だった?』
「あ、うん。」
どうしたんだ、?
『何かあった?』
「あの、、すごく言いづらいんだけどさぁ」
「北斗…多重人格らしいよ……」
『…そうらしいな。。』
「!!え、知ってた……?」
『宝石(スト)から聞いたんだ。』
「そう…なんだ……」
『大丈夫だよ。京本。』
「うん。。なんか怖くなっちゃって…」
ギュッ
『怖がっても何も変わんねぇ。
何かあったら守ってくれよ…
大我…』
「コクリ(。'-')(。._.)(涙目)」
そう言って俺は自分の右耳を触った。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!