第2話

思い出
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2021/08/14 10:21
風磨side
今日は、あなたと中島と3人で雑誌の撮影。
楽屋まで歩いていると、廊下にまでがやがや聞こえてSexyZoneが来るといっつもうるせぇよな‪、なんて思ってドアを開ける。
ガチャ
風磨「はよ」
あなた「…あははっ!風磨くん来た‪w」
健人「やばいやばい‪wこれだけで腹筋割れる‪w」
そしたら、机の辺りで固まっていた中島とあなたがこっちを向いて、急に笑いだした
風磨「なに」
あなた「いやっ、‪wやばい笑いすぎて…はぁっ、‪w」
中島「あはははははっ、これっ、‪w」
机の上にばらまかれてる大量の紙から1枚をとって、俺に渡したものは…
風磨「写真?」
あなた「そっ、‪wこの写真の時…風磨くんと健人くんやばかったよね‪w」
じっくりその写真を見ると、なんとなく思い出してきた…
風磨「これって…」
健人「そう。お前と俺で…」
そう。それはジュニアにあなたが入ってきた時のこと。
振付師さんに、あなたまだちっちゃくてわかんないから、教えてやってくれって言われて、教えてた時。
あなたが急にもう帰りたいって言って泣き出した時。
俺と中島は、焦って、どうした?とか疲れたー?とか聞いてたけど、あなたは、首をちっさくふりながら、ドアの方を指さして、蚊の鳴くような声で、
あなた「おばけ、(泣)」
って言ったから、まさか、と思ってドアの方を見ると、確かに黒い影みたいなのがあって。
俺と中島2人で悲鳴をあげて、うわぁぁぁって、あなたを置いて、部屋の隅っこに逃げ出した。
そしたら、案の定あなたはびっくりして泣いちゃって、しかも大声で泣いてたから、外にいた黒い影が部屋に入ってきた…と思ったら人で、
しかもその人っていうのがジャニーさんだったから、俺らもびっくりして。あなたは初めて会う人だったから顔を真っ赤にしながらジャニーさんに抱っこされてて。
ジャニーさんは、
ジャニーさん「YOUたち、あなたちゃんを置いて逃げるなんて酷すぎるよ」
なんて言って、最初におどかしたのはジャニーさんなのに何故か俺らを怒って、なんかたまたま撮った写真がこれだった。ということ
3人「あはははははっ!!」
風磨「うわやべぇ‪w」
コンコンコン
みなさーん/
あなた「思い出し笑いすごい‪w」
健人「なんであなたこの写真持ってんの‪w」
風磨「まじそれなww」
あなた「いやぁ…ww」
あなたがなにか言おうとしたところでスタッフさんが来て。
健人「はぁいっ、ww」
スタッフ「出番です」
あなた「はいwww」
風磨「お前まじそろそろ笑うのやめろよww」
あなた「ふまくんだってさwwっ、笑ってんじゃん‪w」
スタッフ「仲良しですよね‪w」
健人「はぁ、もう今日やばいっすwww」
どうにも笑いが止まらなすぎて、カメラマンさんも笑いながらいいねーって撮ってくれたのは俺らだけの秘密かなww

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