第8話

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2020/02/15 23:07





.







すにょん
行ってきます
あなた

行ってらっしゃい

すにょん
誰か来ても、絶対開けちゃだめだよ??
あなた

……うん、











手を振って仕事に行った。

















部屋に戻ってベッドに横になる。















まだ頭がモヤ〜ってしていて、









打ち付けるような痛みがする。























あなた

はぁ……









深く息を吐いて目を瞑る。





















































あなた

ん……、今何時……













時計を見ると、ちょうど12時。












あなた

お腹空いた……














キッチンに向かう。











冷蔵庫を開けると、ゼリーが入っていた。
















あなた

(すにょんが買ってきてくれたのかな。)













椅子に座って、少しずつ口に運ぶ。














と、隣に置いていたスマホが鳴る。















カトクが17件












すにょん
カトク      大丈夫??
すにょん
カトク      生きてる?
すにょん
カトク      何か食べた?
すにょん
カトク      ゼリー冷蔵庫にあるから食べてね
すにょん
カトク      寂しい?
すにょん
カトク      俺は寂しい
すにょん
カトク      早く治りますように
すにょん
カトク      早くあなたに会いたい
すにょん
カトク      家に帰ったら、あなたのこと抱きしめるからね
すにょん
カトク      あなたの顔が見たい
すにょん
カトク      声が聞きたい
すにょん
カトク      え、ほんとに生きてる?
すにょん
カトク      寝てて、通知うるさかったらごめんね
すにょん
カトク      あなたが心配で、
すにょん
カトク      誰かと話してるんじゃないかとか、連れていかれてないかとか
すにょん
カトク      仕事終わったらすぐ帰るから
すにょん
カトク      大好きだよ









私も一言にまとめて、












あなた

カトク 私も大好きだよ













ゼリーを食べ終わって、寝室に戻る。














何もすることがないからシアに連絡する。











あなた

カトク シアや〜

シア
カトク      あなた~~~!!!
シア
カトク      良かった、生きてて
あなた

カトク ㅋㅋㅋ

シア
カトク      あなたの仕事、ジョンハンさんがしてくれてるよ
あなた

カトク そうなの?

シア
カトク      あなたさんの為ならやりますって言って
あなた

カトク そうなんだ……

あなた

カトク お礼言わなきゃ

シア
カトク      まぁ、まず早く治してね
シア
カトク      私待ってるから
あなた

カトク うん
















早く治して、ジョンハンさんにお礼言わなきゃ




















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