今日も行くか、、
最近は、昼休みに屋上に行くのが
俺の中でブームになっている
誰もいない世界を少しでも味わいたいから
スニョンは?って思ってんだろ?
いつもアイツに見つかる前に逃げてるだけ
せめて昼休みくらいは1人になりたいから
アイツも俺とは違った友達がいるんだから
そっちに行ってるだろな
それか、、保健室の若い美人な先生のとこか
まあ、ここは男しかいねえからそういうとこ行って
癒してもらってるんだろう
俺は、全く興味はないが
ご飯に手をつけようとした
ガチャン
ドアの方から奇妙な音がした
誰なんだ、、先生?いや、生徒か、?
少し怖くなってきた
屋上の隅に逃げた
ガチャン
また、、
なんでわかったんだ、、
俺の屋上生活、呆気なくこいつに奪われてしまった
ーー
ーー
こんなに昼休みが早く終わってしまうのは初めてだ
笑い疲れか、昼からの授業は起きてられなかった
まあ、いつものことだけど
アイツは、、うん、言わなくても分かるよなㅋ
どっちも熟睡してたから
罰として掃除を頼まれてしまった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!