やっと帰れる
休日ニート生活の俺にとっては本当に疲れるんだ
体力が無さすぎて自分でも笑えるくらい
最近はスニョンといるせいで、おかけで
動くことが増えた
あいつから逃げるために猛ダッシュしたり、、
すぐ追い付けられるけど
ずうっと喋りっぱなしなあいつだから
俺も喋らないといけない
喋る機会が増えて顎の運動だㅋ
まあ、飯山ほど食うからその心配入らないが
あいつに見つからないうちに早く帰ろう
猛ダッシュだ
学校の門を出た時だった
スニョンが女と帰っていた
ふざけんな
なんで女とっっ、
って、、俺、なんで怒ってんの
いや、怒ることじゃねえぞ
どこに怒る要素があったんだ
あいつが女と帰ってるだけだ
俺には関係ない
いつ親友になったんだ
そんな記憶ないが
小走りで女が告って去る時のように逃げた
後ろから俺を呼び止める声が聞こえたが聞いてないフリ
なぜあそこまでムカついたのか
その気持ちに気づくのは、まだ後のようだ
いや、、もう気づいてるのかもな
ーー
あれからモヤモヤが収まらない
寝れねえし、、
イライラ止まんねえし
プルプルプル
まあ誰からなんて予想つくけど、、
スピーカーにして寝転びながら出た
ブチッ
携帯をなげつけた
もう無理だ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。