第11話

炊事学習
1,889
2019/01/26 02:14
ついに今日は、待ちに待った炊事学習。






目的地まで、バスで行くため時間までに皆が席に座る。






席は自由だから、うちは優羅と。









…にしても、恭平どうしたんだ。






席は自由なら尚更、


うちの席の近くに行くって言うはずなのに。





どこに座ってんの?










なんて、考えてしまってる自分はなんなんだろうか。









あなた

ねぇ優羅、恭平どこ?

優羅(ゆら)
恭平くん?うーん、わからんけどっ
優羅(ゆら)
冬馬、恭平くんどこ?
冬馬(とうま)
え、なんかまだっぽいで
あなた

え、まだなの?

冬馬(とうま)
おう。…てか、あなたが聞くなんて珍しくね?もしかして…
あなた

ちが、違う違う ッ!!

そうじゃなくて、!

あなた

あの、自由席なら、恭平は絶対うちの近く座ろうとするから…!

優羅(ゆら)
ふ〜ん
冬馬(とうま)
ふ〜ん
あなた

ねぇガチでちゃうから!!信じてやっ

先生
これで全員揃ったか〜?


いやいや、揃ってへんわ




あなた

え、先生っ!恭平来てませんけどっ

先生
恭平高橋?



恭平高橋?って、あの人日本人ですけど。






てか恭平、遅刻か!?





恭平
恭平
俺はおるで〜




急にだれかが立ち上がる。





その姿は、「俺はおるで〜」なんて発してきた恭平だった。




あなた

え、なんでおるん?や、待って





ちゃうねん。





ただたんに、居ることにビックリしただけやなくて、











なんで、




女の子と座ってるん___?



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