第144話

第72話
3,797
2022/03/11 09:00
八尋寧々
八尋寧々
光くんッ!!
源光
源光
先輩ッ!!!!
ガシッ
私と光くんは手を掴み互いに顔を近づけ
八尋寧々
八尋寧々
花子くんって……
源光
源光
ミツバって……
と、お互いの情報を軽く交換してわたしは安心した。

少し時間をあけ掃除準備中に2人で正式な意見共有。
八尋寧々
八尋寧々
本当におかしいの、みんな花子くんのこと昔からのクラスメイトみたいに思っててね、
源光
源光
こっちもっす。ミツバのこと、、
源光
源光
……でも───
少し間を開けて光くんは言う。
源光
源光
でもこれって、俺たちの方がおかしいんですかね。
八尋寧々
八尋寧々
……ぇ
源光
源光
ぁ、ぃや、その……なんて言うか、三葉アイツ当たり前のように生徒やってて…
源光
源光
俺が長い夢を見てただけで本当は、ずっとこう言う日常だったんじゃないかって、
源光
源光
その方が、、、いいんじゃないかって……
八尋寧々
八尋寧々
光くん……
小刻みに震える光くんの肩に触れようとした時誰かの影が視界に入った。
八尋寧々
八尋寧々
……?
そのまま私は振り返る間もなく……

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