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2021/07/30

第13話

重岡大毅
ジャスミンの顔が見れてホッとする。



とりあえず…生きてた…



ジャスミンは私を見るなり、

ジャスミン
ジャスミン
ちょうどよかったわぁ〜。
ちょっと待っとって。

と言って、部屋へ戻ってしまった。



しばらく待っていると、

ジャスミン
ジャスミン
はいこれ!
あなた
なにこれ。
ジャスミン
ジャスミン
中にメモとお金入ってるから。
あなた
ん?

ポーチの中を開けると、諭吉とメモが…



メモにはズラズラズラーっと、



食べ物が書かれている…

ジャスミン
ジャスミン
駅前にスーパーあったやろ?
お腹ペコペコやねん。よろしく!
ガチャ!



閉めた!嘘でしょ!?



まぁ…元気そうでよかったけど…



いきなりパシリかいっ!!



兵庫からはるばる来たのにぃ!!



ポストの口を開けてまた叫ぶ。

あなた
おーい、ジャスミーン!
行ってくるから荷物中入れといてよー!

スーパーへ歩きながら、



大毅にメッセージをおくる。



“今ジャスミン家来たよ!元気そう!心配ないよー”



同じ東京にいるのに…



会えないなんてね…

あなた
はぁ…重たい…本当容赦ないわ…

買い物袋を持ち、マンションに着く。



両手の袋が重たすぎて、部屋番号をうまく押せない…

あなた
あーもう!!
すると後ろから、



『押しましょうか?』



と、声をかけられた。

振り向くと、

直哉
直哉
重たいやろ。ほら。
あなた
直哉!?
直哉
直哉
やっぱ心配で来てもうた。行こか!

部屋番号を押し、マンションへ入れてもらう。



エレベーターで5階へ。

あなた
ジャスミンは知ってるの?
直哉来ること。
直哉
直哉
知らんと思うで。電話も繋がらんかったし、メッセージも見てないんちゃうかな。
あなた
うふふ…びっくりするね…
直哉
直哉
そやな…

ピンポーン!

ジャスミン
ジャスミン
入ってええでー!

掃除機の音がする。



どうやら片付けをしていた模様…
あなた
ジャスミーン!
ちょっと来てー!重たいよー
ジャスミン
ジャスミン
そんくらい持てるやろ!

と、玄関までやってきて固まる。

あなた
うふふ…直哉だよ!
ジャスミン
ジャスミン
なんで!?どないしたん!?
直哉
直哉
元気そうやな。
電話繋がらんかったから心配したわ。
ジャスミン
ジャスミン
携帯うるさいから切ってんねん。
とりあえずあがって!
うわっ、荷物、ありがとなー
あなた
買い物してきたのは私ですけど…
はい、これおつり。お邪魔しまーす。

ジャスミンの家、



一人暮らしにしてはとても広くて。



リビングの他にふたつも部屋がある。

あなた
おうち広いねー!いいなぁー
ジャスミン
ジャスミン
これでも狭いで。
あなた
そうなんだ…家賃高くない?
ジャスミン
ジャスミン
親が出してくれてるからな…
いくらなんやろ…
あなた
そうだ…ジャスミン家お金持ちだったね…
直哉
直哉
ところで、色々大丈夫か?
ジャスミン
ジャスミン
大丈夫…やないな…
会社もしばらくこんでええって言われて。
あなた
なんで!?
ジャスミン
ジャスミン
こわいで…会社にもくるんよ。
シゲのファンが。
あなた
さっき下にも来てたよ…
ジャスミン
ジャスミン
あの子らな、うちの前まで来てな、ピンポンピンポンうるさくて大変やったわ。
直哉
直哉
しばらくは家にいた方がええなぁ。
あなた
個人情報もダダ漏れだもんね…
ジャスミン
ジャスミン
こんな性格やからなぁ、敵が多いって事やろ。引っ越さなあかんな。
あなた
うん…それはあるね…
ジャスミン
ジャスミン
否定してくれへんのね…
あなた
ん?
ジャスミン
ジャスミン
こんな性格やから、敵が多いのとこ。
あなた
そこはねぇ…あはは
ジャスミン
ジャスミン
あんただったりして…
私の個人情報…
あなた
うわっ!!そーゆーとこだよ!!
本当!!歪んでるわ。
直哉
直哉
あはは、昔からジャスミンはあなたの事からかうなぁ。
ジャスミン
ジャスミン
おもろいからなぁ。
あなた
………
ジャスミン
ジャスミン
とりあえずもう遅いから今日はここ泊まり!
直哉
直哉
いや、俺はええよ!
どっか適当に探すから。
ジャスミン
ジャスミン
だーめ!
男の人いないとこわいわぁ…
あなた
じゃ、私が外行きましょうか、お邪魔みたいだし。
ジャスミン
ジャスミン
ほんま!?ありがたいわぁ〜
あなた
いや、やっぱここ泊まる!広いし。
せっかく来たから明日も泊まる!
ジャスミン
ジャスミン
図々しいわぁ〜。
あなた
図々しくて結構です!
ジャスミン
ジャスミン
じゃ、今日は3人でお酒でも飲も!

ブーブーブーブー



私の携帯がなる。



由美からだ。

あなた
もしもーし。
由美
由美
あなた?ジャスミンに会えた?
あなた
うん!今隣にいるよ!
由美
由美
ほんまよかったわー大丈夫なん?
あなた
すんごい元気だよ…
ジャスミン
ジャスミン
そんな事ないでー!
由美
由美
うん…元気そうやな…
あなた
あっ、スピーカーにしてもいい?
由美
由美
ええで。
ジャスミン
ジャスミン
聞こえるー?
由美
由美
聞こえるでー。
ジャスミン
ジャスミン
直哉もおるで!
由美
由美
うん、知ってる。あのね、こんな時になんやけど、今直哉と付き合ってんねん。
あなた
!?
ジャスミン
ジャスミン
ほんま!?
直哉
直哉
ほんまやで。
ジャスミン
ジャスミン
なんやねん!ねらってたのにー
あなた
そっか!すっごいおめでたいね!
由美
由美
ほんま、こんな時にこんな話ごめんな…
でもな、あなたには伝えたかったんよ。
あなた
どして?
由美
由美
私な、ほんまはあなたと彼氏を別れさせて直哉と付き合わせたかったんよ。
ジャスミン
ジャスミン
こわっ!
由美
由美
でもな、彼氏がシゲって聞いて無理やなって。
直哉
直哉
俺もな、あの時大毅ってわかって諦めなあかんて思ったわ。
ジャスミン
ジャスミン
ほんと、早くくっつけばよかったんよ。シゲは小学生の時からあんたの事…あっ!!
あなた
えっ!?
直哉
直哉
そうなん!?
由美
由美
ほんま!?
ジャスミン
ジャスミン
内緒な…ほんま、シゲは一途な男やで。
あなた
でも、好きって言われた事ないよ。
ジャスミン
ジャスミン
ほんま嫌やわ。この鈍感女。あのシゲが素直に言うわけないやろ!周りはみんな気づいてたで。
由美
由美
たしかに…
直哉
直哉
そやな…
あなた
そうなんだ…
直哉
直哉
あいつの気持ちをちゃんとしりたくて卒業式の日話したのになぁ。
ジャスミン
ジャスミン
あんたとはずっと変わらない関係でいたいって。付き合ったとして、別れたら気まずくなるやん。それが嫌やって言うてたわ。
あなた
大毅とそんな話するんだ…
ジャスミン
ジャスミン
するで。シゲの事ならあんたより知ってるかも。好きやったからな。告白した事もあるんよ。
あなた
ええぇっ!?
ジャスミン
ジャスミン
中学2年の時やなぁ、気持ちだけ伝えたかったのに、俺は好きな奴がおるからあかんでって。
ジャスミン
ジャスミン
それがあんたやった。それなのにあんたは全く気付かないどころか、いつもピーピーピーピー仲良く喧嘩してて。ほんま腹たったわ。
ジャスミン
ジャスミン
どこがえんやろなぁ…あなたの…
由美
由美
直哉、どこがよかったん?
あなた
ちょっと由美、やめて…
直哉
直哉
どこやろ…てかな、羨ましかってんな、シゲとの関係が。あんな風に言いたいこと言って、怒って、笑って楽しそうで。シゲといるあなたが好きやったんかもな。
ジャスミン
ジャスミン
うまく逃げたわね、直哉。
直哉
直哉
そんな事ないで。

それから、昔話で盛り上がった。



途中、由美は明日仕事だからと言って抜け、



直哉は近くのホテルを探すと言って出て行った。



ジャスミンと2人…



また飲み直した。