第8話

テテ④
1,638
2019/07/14 10:24
カン
カン
家での社長はどんな感じなの?
あなた

うーん、そうだな…普通のお父さんだよ!どこにでもいる感じの!

カン
カン
へぇ、そうなんだ
カン
カン
僕にはいないから普通がわからないんだけどね((ボソッ
あなた

え?なに?

カン
カン
いや、あの社長が普通のお父さんになってるとは…想像と違ったw
カン
カン
あ、貶してるんじゃないよ?ただ意外なだけで…
あなた

ああ、大丈夫よw気にしてないw

あなた

それが普通の反応だもん!…あ、ここで大丈夫!ありがとね!

カン
カン
わかった。じゃ、また明日!おやすみ。
あなた

おやすみなさい。

そして、1日が終わった。
~次の日~
あなた

お父さん!カンさんって面白い人だね!

社長
「だろ?面白くて頭がいい、そしてイケメンだ!どうだ?試しに付き合うなんて…」
あなた

え!や、それはないかな…

あなた

だって、テヒョ…

社長
「ん?なんだ?」
あなた

ううん、なんでもないよ!

社長
「そうか?じゃ、仕事頑張れよ。また今日も山積みだ…」
あなた

うん!お父さんもね!

バタン…
ええええええ、な、なな何でテヒョンくんが出てきたの!?てか、私なんて言おうとしてた??
あなた

ふぅ、危ない危ない。いくら告白されたからって簡単にお父さんに言おうとするなんて…私のバカ。

カン
カン
ん?どうかした?
あなた

あ、ううん!なんでもないよ!

カン
カン
そう?なんか悩んでたみたいだから…ん?
あなた

え?どうかしたの?

カン
カン
あれ…見て。
あなた

あれ?

私の後ろを指差すカンさんに従って振り向くとそこには、飼い主を頑張って取られないように監視している犬っぽい感じの雰囲気を出してるテヒョンくんがいた。((長
あなた

あ、テヒョンくん?おはよぉ…

テヒョン
テヒョン
おはようございます!先輩、この人誰ですか!(知ってるのに聞く僕って…トホホ)
あなた

あ、この人はカンさん。私のガードマン(?)みたいな人!

カン
カン
みたいってw
はじめまして、あなたのガードマンのカン・サジンです。以後お見知り置きを。
テヒョン
テヒョン
…え?
カン
カン
はい?
あなた

テヒョンくん?なに、どうしたの?

テヒョン
テヒョン
え、いや、こ、恋人かと…
あなた

ええ!?

カン
カン
いやぁ、恋人ですかwそんなにお似合いですか?私たち。
テヒョン
テヒョン
いえべつに。それほどお似合いではありません。まだ僕の方が…ハッ
カン
カン
(おっと?これは……)
あなた

テヒョンくん?

テヒョン
テヒョン
いえ!なんでもないです!失礼します!!
あなた

あ、ちょっと…

どうしたんだろ……テヒョンくん。



~帰り~
カン
カン
じゃ、帰りましょ!
あなた

うん!

カン
カン
あ、昨日通った道より近道知ってるんでそこ通りますね!
あなた

え!そんなのあったの!楽だなぁ…

一度も通ったことがない場所を誰かと通るってすごくテンションが上がる。
心もなんかドキドキしてるし…
カン
カン
あなた。これ、めずらしい花が咲いてるぞ!
あなた

え?…あ!ほんとだ!見たことない花だぁ!

なんて花だろう…と考えていた時、頭に強い衝撃があたった。
あなた

ゔ、カンさ…

カン
カン
ごめんな?あなた。これで終わりだ…
……何時間経っただろう。
あなたはボーッとした状態で周りを見渡した。
あなた

廃墟、かな…?

天井は3メートルほどの高さでコンクリートに亀裂が入っている。
床は天井と同じくコンクリートで、亀裂が入っている。
所々にある柱的なものも天井や床と一緒。
永遠と殺風景な光景が広がっていた。
あなた

ここは、どこ……?

カン
カン
あ、あなた。起きたの?まだ寝ててもいいのになぁ…
カン
カン
まあ、楽しみはこれからだし、な…?
あなた

え、ちょ、やめて!私に触れたら鼻の骨を砕いてやる!!

カン
カン
可愛いもんだな、やってみるがいいさ。
カン
カン
やれるもんならな?
あなた

こいつ、、、ウザい!!

カン
カン
ほらほら声に出てるよぉ〜?
あなた

いいんですー!

あなた

もうあなたに私のことは隠してる意味ないしね!

カン
カン
へぇ?楽しみだなぁ…ちゃんとやってくれるんやろな?





⇒次回へ続く

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