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第34話

- thirty three -
✩.*˚



更衣室を出ると、サンサンと照りつける太陽が私たちを焦がす。




そして、うっとりするような波の音。




はぁーー!夏って最高!!!




…………って!





ぼっちなんですけどぉおおお!!!




「どーしよ、」




取り敢えず私は砂浜にあるベンチに腰を下ろす。




ここからだと、はしゃいでる平野くんや




岸くんがよーく見えて、見てるだけですごく楽しい、笑




あー私もトラウマが無かったらなぁ…




ま、これはこれでいっかぁ




遠くを見ると、初々しいカップルのような聡くんと亜美の姿が。




聡くんが何か言ったのか、




照れたように水をかける亜美。




はぁ、




私もあんな恋愛、したかったぁ…




そんなことを思いながらボーッと海を眺めてると、






「はーるちゃん」






声が聞こえて振り向くと




そこには水着姿の永瀬くん。




なんだ、




一瞬、ほんの一瞬、




佐藤かも、なんて思っちゃったじゃん、




「あれ、岸くんたちそこで遊んでるよ?




行ってあげなよ〜笑」




すると永瀬くんの視線は広い海に投げられる。




「あーうん、そうやな。




はるちゃんは、彼氏と遊ばんの?」




なんて聞いてくるもんだから、




私はちょっとだけ呼吸を整える。




「え、えーと私、海入れないからさ、




なんか、誘いそびれちゃったっていうか…」




これ、意味わかんないぞ




「あ、そうなんや笑




てっきり彼氏と一緒かと思ったわ」




「いや〜残念なんだけどね〜笑」




そう言うと急に私の横に腰掛ける永瀬くん。




えっ…と…距離、近いよ、




「なぁ、



















王様ゲームの続き、しよ?」












続き?なんのこと?って言おうとした時には




もう永瀬くんの腕の中。




上半身裸の永瀬くんの肌が




吸い付くように私の体に触れる。




少し汗ばんだ永瀬くんの腕が私の背中を包み込む。






「…………っ」







私は思わず永瀬くんを跳ね返した。




だって













少し離れた先で









女の子たちに腕を掴まれた佐藤が、












一瞬、こっちを見た気がしたから。



✩.*˚

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りんか
りんか
SexyZone LOVERS 💍 健人くんとの恋が始まるよーー!!!
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