無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第18話

- seventeen - syori
✩.*˚



「遅くなったけど遠足のグループ決めをしまーす」




俺はこういう学校行事が大嫌いだ。




そもそも団体行動が嫌いだし、




何より、グループ決めで俺を取り合う女子たちがうぜぇ。




他のクラスはもうとっくにグループ決めを終えてるのに、




俺のクラスは担任が馬鹿なせいで3日前の今日決めることになった。




「6人グループね〜」




担任が皆を解放した瞬間、




俺に群がる女子たち。




「勝利くん!!私たちと組も??」




「ばか!勝利くんは私のなの!!!」




「ねぇ勝利くん!私たちのとこ空いてるよ!」




「私たちのとこも!!!」








「んー、どうしようかな、笑」








俺は苦笑いを浮かべながら小さくため息をこぼす。




まじで女ってめんどくせぇ。




それで俺が適当に選んだら"ひどぉい!"とか




"ずるぃ!"とか言って誰かしらを非難するんだろ?




俺と一緒になったからって、




女同士で火花散らして仲間割れすんだからさ…






「じゃあ、あみだくじってのはどお??」






女子の中の誰かがそう叫んだ。




「えー!?」




「それならいいかもー」




色んな声が教室を飛び交う。




俺は耳を塞ぎたくなるのを必死に耐えて、成り行きを見ていた。




「どうかな?勝利くん」




急に話を振られる




「ん、何でもいいよ」




みんな大好き、王子様スマイルで微笑めば、




「じゃ、じゃあ明日作ってくるね!」




なんて明らかに動揺してる女子。




「ありがと、」




イライラする気持ちを抑えて




いつも通り頬を緩ませてみた。









ちょうどチャイムが鳴って6時間目が来た。




あぁあ!もう、むしゃくしゃする。




本当の俺をさらけ出せるなら今すぐ言ってやりたい。




"お前らと行動するくらいなら行かねぇ方がマシだ!!!!!!!"




ってな。




まぁそんなことが出来る訳もなくて。




次の授業は理科で移動教室だった。




俺はまた女たちが俺を囲む前に




教科書も持たずに教室を出る。




今日くらい、サボったっていいよな。




俺、割と頑張ったよな?




自分自身に強く言い聞かせて渡り廊下を歩く。




行き先は決まってない。




このまま家に帰ってもいいくらいだ。




そう思って足を速めたその時だった。











前の方を歩く、




はるの姿を見つけた。















こういう時に、仕事してもらわないとな。







俺は割と綺麗なあいつの髪を追って更に足を速めた。



✩.*˚

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

りんか
りんか
SexyZone LOVERS 💍 健人くんとの恋が始まるよーー!!!
恋愛の作品もっと見る
公式作品もっと見る