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第14話

- thirteen - Kent -
「合宿の自由時間、はると過ごしたい!」




昼休み、




はるとはるの彼氏の佐藤ってやつが




一緒に食べてるのを見て放った言葉




正直に言う




俺は佐藤に嫉妬してる




はるはずっと一緒に居る俺には




見向きもしてくれないくせに




高校生になった途端、佐藤と付き合い出した




理由はよく分からない




本人に聞いても話をそらされるし、




教えてくれない




でも、佐藤は学園王子と呼ばれる程のイケメンで




優しくて器用でThe王子様だから





はるが好きになるのも仕方ない




はるだって顔が可愛くて良い奴だから




陰で男子にモテているし




今じゃ学校の公式カップルみたいになってる




美男美女のお似合いカップルだと思って




俺も最近はこの気持ちに蓋をしていた




はるの幸せは、邪魔したくないんだ



でも、




最近思うことがある。







アイツら、ほんとに付き合ってんのか?






そう感じたきっかけはある日の放課後だった




「先生に呼び出された」




そう言って階段を駆け上がって行ったはる




いつもの事だから正直呆れてたけど




ずっと不自然だなとも思っていた




はるは、特別勉強が出来ないわけでも




問題児なわけでもない




他に呼び出されても可笑しくない生徒は沢山いるし、




担任はそこまで熱心な先生だとは思えない




毎日のように呼び出されたと言って




どこかへ消えてしまうはるは、




どこか恐れているような、そんな顔をしていた




その日もそんな感じで走って行ったはるは




何故か何も無い4階へと足を向けた




そこに先生なんて居るはずがないし、




居たとして何でそんなとこで会うんだ??




俺は流石に不審に思ってはるの後を追った






「屋上………?」






はるを追って現れたのは




ボロくて広い、校舎の屋上だった




そっとドアを開けてみると、




そこにははると佐藤の姿






何だ、彼氏と会ってたの?






別に言ってくれたらいいじゃん






色んな気持ちが俺の中を駆け巡る




会話は聞き取れないけど




やけに2人の距離が近い




俺は耐えられなくなって屋上を後にする






何でそんなに隠そうとするのだろう




公式とまで言われるカップルなんだから、




堂々と会えばいいじゃん




ていうか昼休みとか朝は堂々と2人で話してるのに




何で放課後だけはヒソヒソしてるわけ??




それに、何であんなに怖がってたの?




その日から、2人を見てても




そこに何か踏み込めない秘密があるようで




はると合わせる顔がなかった






俺は試したんだ






はると佐藤がほんとに付き合ってるなら




俺の誘い、断ってよ




佐藤も、俺の彼女だって睨みつけろよ




じゃないと俺、




この気持ちを抑えられない



✩.*˚

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りんか
りんか
SexyZone LOVERS 💍 健人くんとの恋が始まるよーー!!!
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