第4話

1,929
2020/10/29 09:18
7つの鏡がある場所で、そのうち一つの鏡の中に入って行く
体はスルスルと鏡の奥に吸い込まれて行く
あなた
(か、鏡にす、吸い込まれてる…あ、ありえない…)
鏡をすり抜けたら気味の悪い場所にたどり着いた
ディア・クロウリー
着きましたよ、ここがディアソムニア寮です
薄暗くて、いばらが沢山生えている中に大きなお城みたいな建物がある
あなた
(こ、こ、怖い…何ここ…?)
身体中の震えが止まらない
あなた
あ、あ、あの…私、こ、此処に住むんですか…?
ディア・クロウリー
そうですよ、少し不気味ですが、すぐ慣れますよ。
あなた
そ、そうですか…
そう言って、私は学園長についていき、建物の中に入る
するとそこには、誰かが立っていた
リリア・ヴァンルージュ
お、きたのう。
ディア・クロウリー
ヴァンルージュくん、良かったです。待っていてくれたようで。
リリア・ヴァンルージュ
学園長に頼まれたんじゃ、待っているに決まっているじゃろう。
この人、背は私よりも低い女の子みたいな子だけど…
あなた
(こ、声は男の子だな…)
リリア・ヴァンルージュ
それに…君が、さっきの新入生か?
あなた
あ、あの…はい…!
リリア・ヴァンルージュ
そうか、わしはリリア・ヴァンルージュ。何かあったら、副寮長のわしに何でも相談するが良い。
あなた
あ、ありがとう…ございます…
私はペコリと頭を下げる
ディア・クロウリー
では頼みましたよ。私は、これで。
リリア・ヴァンルージュ
頼まれたのじゃ(^_^)
リリア・ヴァンルージュ
では、あなた、ついてくるが良い。部屋を案内しよう。
あなた
あ、は、はい!
そう言って私は部屋に案内された
あなた
わぁ…へ、部屋広いですね…
リリア・ヴァンルージュ
そうじゃろ?明日からまた、学校だし、ゆっくり休むが良い。
あなた
あ、ありがとうございます…(・_・;
リリア・ヴァンルージュ
では、
あなた
はぁ…
私は部屋の鍵を閉めて、学園長に支給された制服や教科書、寮服など、色々と机の上に置いた
あなた
シャ、シャワールームと浴室も部屋についてるみたいだし…
あなた
シャワー浴びて今日はもう寝ようかな…
今日は散々だったな…
あなた
(私…)
あなた
(あっちの世界では、もう死んでるのかな…?)
あの後彼はどうなったのだろう…など色々考えた
あなた
(まぁ、生きている目的失ったけど…居場所あってよかった…)
あなたは少し安心したような、ホッとしたような…
ふぅ…と深呼吸をして胸を撫で下ろした






ねくすと⤵︎





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