第3話

2,033
2020/10/29 08:45
ディア・クロウリー
ちょっと、待ちなさい!!
あなた
ひぇっ…
仮面をかぶった人が、私に叫ぶ
ディア・クロウリー
私が、闇の鏡に連れてこられたものを皆殺しにするわけないでしょう!!
ディア・クロウリー
居場所がないなら、この学園に通うことを許可します!!特待生ということなら、文句はありませんね!?
あなた
あ…え…??
あなたはいきなりの決定に混乱しまくる





周りの生徒も驚きを隠せない
ディア・クロウリー
ああ〜私って、なんて優しいんでしょう。
レオナ・キングスカラー
んだよ、なら、もう入学式は終わりだな。サバナクロー寮生の奴らはついてこい
耳の生えた男性は数十人の人を連れて、部屋を出ていった
ディア・クロウリー
それでは皆さん、各寮長の指示に従って、寮へ向かってください。
ディア・クロウリー
あなたさんは、ここに残るように。
あなた
え、え…あ、はい…
まるで、何事もなかったかのように、その場にいた人達は、皆んな部屋を出ていった
あなた
(わ、私…どうしてこんなとこに…)
ディア・クロウリー
で、本題はこれからです。あなたさん、いいですか?
ディア・クロウリー
今私は咄嗟の判断で決めてしまいましたが、悪魔でもここは男子校です。
ディア・クロウリー
もちろん、闇の鏡が貴方を連れてきてしまったことには、責任を取りますが…
ディア・クロウリー
気をつけてくださいね。
あなた
えっと…き、気をつけます?
あなたは、混乱しながらもきちんと返事をした
ディア・クロウリー
魔法は使えるみたいですので、マジカルペンと制服もちゃんと支給します。勿論、寮服も。
あなた
ま、マジカルペン…?りょ、寮服…?
あなたは首を傾げる
ディア・クロウリー
マジカルペンとは、この学園の生徒が持っているペンのことです。寮ごとにカラーが決まっているんですよ。
ディア・クロウリー
そして、寮服は7つある寮のうち、闇の鏡に選ばれた寮で暮らすための服です
あなた
は、はぁ…
ディア・クロウリー
マジカルペンと寮服は今、支給できますが、女性用の制服はないので、しばらくの間は男性用の制服で過ごしてください。
ディア・クロウリー
サイズは一番小さいので大丈夫でしょう。確かあなたさんは…ディアソムニア寮でしたよね?
あなた
ディアソムニア?
ディア・クロウリー
鏡の前に立った時、言われたでしょう?
あなた
い、言われたかも…し、知れないです…
ディア・クロウリー
ディアソムニア寮は一番魔力の波長が強いものが、集まる寮と言われています。
ディア・クロウリー
あなたさんには、期待ができそうですね。
あなた
(は、話についていけない…)
ディア・クロウリー
今からあなたさんをディアソムニア寮まで、送っていきますので、ついて来てください。
あなた
は、はい…!
私は学園長について行った…





ねくすと⤵︎



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