第304話

ちょうどいいかもね

214

2020/02/12 16:26

恭平

あなた、ただいま

あなた

（おかえりなさい）





声が出ない！！のジェスチャー

恭平

寝れた？

あなた

（うん、ありがとう）

，

恭平

後で、散歩にいこう？

あなた

（うん）





あれ？あたし、あんまりウキウキしてない、、、






なんだろう、、、








なんとなくの不安が押し寄せる中、
日が変わる頃、
外に出た








月が綺麗だった

恭平

満月かな？

あなた

・・・

恭平

オレが他の人と喋るなって言ったから？

恭平

だよね？

あなた

？？？

恭平

それは、もう、気にしないで。

あなた

・・・







でも。
一生このままなら、ちょうどいいよね












そんなことを、少し思った。









来週、流星のとこのバーベキュー、行ける？






やめとく？

あなた

（やめたい、家にいちゃだめ？）

恭平

ん？






不便だわ

恭平

手、繋ご？

あなた

・・・






戸惑った




なぜ？








この人のこと、震えるくらい好きなのに。






差し出された手を握ったけど、、、






逃げ出したい







そう思った

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第305話バーベキューの日

あい

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好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。