けんちゃんが、
話があるから、
なんて言うから、ほんとにやばい話なんだって、すぐわかった。
飯食えないって言うから、スタバに行った。
うきちゃんも子宮ガンだったんだよ
も?
も?
日本語?
も、、、って、他はだれ?
うそでしょ?
わかんない
なにかをきっかけに、だるいってなったんだよ、たしか。
どーしたらいい?
とりあえず、検査に。
あなたが、病気、、、、
考えたくなかった。
確かに、昔から、骨が異常に弱いよね、、、
そーゆーこと?
色も白いし、、、
そーゆーこと?
やたらと子孫を残そうとするよね?
それは、、、別かな?
よく気を失うし、、、
そうなの?
オレ、生きていけない。明日連れてくわ
でも、あなた、ママの病気のこと、知らないかもしれないんだ
わかった。いいよ、うまくやる
絶対できないよね
うん、出来ないね、、、
どうしよう、、、
たぶんさ、オレたちがどんなに思ってても、あなたは超えて来るよね、、、
オレらは、なんとも出来ない
あなたには、敵わない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!