おびただしい数のコロッケと、
仕出し屋のような味噌汁
咲の腕が駿佑の倍くらいになるくらいパンパンにしたサラダ、、、
大人が10人
子どもが4人
それと赤ちゃんひとり♡
それはそれは、すごいご飯だよ。
ピンポーン
白濱ですー
すいません、突然にお引き留めしちゃって。
こちらこそ、すいません、なにかあったんですか?すごい人数、、、
あ、あの、主人の職場というか、グループメンバーがなぜか、うちに集まってて、、、襲撃ってやつです、、、あの、これ、コロッケ、あらんくんも手伝ってくれたので助かりました。少しですし、お口にあうか、わかりませんが。
あの、、、ちょっとのぞいてもいいですか?
は?どうぞ。
お姉ちゃんが好きとか?
あたしもです♡
そーなんですか?誰?呼んだらええやん?
大橋くんです。
あんなんですよ?
言いかけて、やめた。
あらんくんは、礼儀正しく帰って行った。
この辺の人たち、おかしない?
保育士も大橋推しやったし。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。