なんだ?なんだ?
朝6時、私は大阪自宅、朝ごはん支度してたら、電話があった。
ぷつ
なんだ、この塩太郎。
我々はとりあえず、日常をすすめる。
帰って来たのは、10時ごろだった。
え?なにそれ?
あたまぽん
ま、、昨日会ったけど。
風呂、と聞こえた気がしたが、、、
意識が遠のく、、、
家を開けることは、今まで月の半分くらいはある。それが何日続いても、帰ってくる日は必ず、どんな遅くても、家でご飯を食べてくれてた。
朝の許さない、、、、なに?
はぁ、、、また、、、辛い日々が来るのね。
涙が止まらない
ツアー中なのに、帰ってきてくれたんだから、と今の事を後廻しにして、洗濯とか明日の持ち物とかを用意する。
あたし、なにしたんだろう、、、
出てきた恭平くんは、冷蔵庫からビールを自分で出して、立ったまま、ぷしゅー
今日は、いい。
気がついてないようにしようと。
こっちに歩いてくるから。
あたしは、ダイニングテーブルの恭平くんのご飯を片付ける、、、
私の腕ごとつかむ
置いておいて、このまま
座って
オレの事、どうおもってんの?
涙が加速する。パーカーのフードを被り、俯く、、、
下を向いてる私の頬に、彼の手が伸びる。
はぁ💜
なに?わからない
彼の指と自分の指を絡めて、頬から外す
彼の手の甲に、キスをする
彼は、優しい目で、私を見つめて。
逆の手で、頬をなじる。
ちゅ♡
ありがとう
ふふ♡
涙返せ!!塩田塩太郎くんよ、、、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!