第4話

Surprise
343
2019/06/20 08:49
彼と眠って、午前6時に目を覚ました。
起きた瞬間、隣に彼が居る事に驚いた。
今まで1度もこんなことなかったのに。
SHORI
SHORI
あ、起きた?おはよう。
あなた
あなた
お、おはよ、、?
SHORI
SHORI
やっと言えた。朝、面と向かってあなたにおはようって言う事出来なかったから…
あなた
あなた
どうしてここに…いつも朝になったらいなくなってるのに。
SHORI
SHORI
今日は…何だろ、特別!ちゃんとカーテン閉まってて陽の光に当たることもないから、今日は一緒に居たい、、
SHORI
SHORI
ワガママかな?
あなた
あなた
ううん、そうやって甘えて来る事、全然なかったから、嬉しい…//
SHORI
SHORI
ちょっと照れてる?
あなた
あなた
照れてない
SHORI
SHORI
あなたは恥ずかしがる事なんて滅多にないからな笑、照れた顔も可愛いよ?
あなた
あなた
煽らないで!
彼が起き上がった。その瞬間に後ろから抱きつく。
SHORI
SHORI
わっ!何、してんの…
あなた
あなた
びっくりした?
SHORI
SHORI
そんな可愛い事いきなりして来ないで…心臓持たないから
顔を横に向けて、彼の背中に耳を当てる。
SHORI
SHORI
何も聞こえないでしょ?笑
あなた
あなた
聞いてるんじゃない。勝利にしがみついてるの。
SHORI
SHORI
あなたってそんなに甘えん坊だった?
あなた
あなた
…違う
SHORI
SHORI
ちょっと、離して?
あなた
あなた
ごめん、嫌だった…?
彼はこちらを向いてそっと呟く。
SHORI
SHORI
目、閉じて
彼の言うことに従い、素直に目を閉じる。
SHORI
SHORI
chu…
あなた
あなた
っん、…
SHORI
SHORI
ごめん、もう無理、我慢とか無理だわ
彼は私を押し倒す。舌を絡める濃厚なKiss
あなた
あなた
っハァ、、ダメ、勝利?
あなた
あなた
まだ、まだ許しが出てない、、でしょ、、
SHORI
SHORI
そんなの関係なi…
あなた
あなた
ダメ!関係あるの!そんなに焦ってあなたが居なくなるのは嫌だ!
SHORI
SHORI
あなた…?
あなた
あなた
ごめん、、ちゃんと許しが出てから、って決めたでしょ。
勝利、私に説明してくれた。吸血鬼の1番偉い人が許可しないとダメなんだって、勝利が居なくなっちゃうって。
SHORI
SHORI
あなた…
あなた
あなた
勝利…、、
あなた
あなた
だから、
SHORI
SHORI
うっ、、ハァ、、
バタっ
あなた
あなた
し、勝利!?
あなた
あなた
ごめん、言い過ぎた……ねぇ、勝利、しっかりして…お願い…あなたがいないと私、私……
SHORI
SHORI
血、、
あなた
あなた
血?血なら私の、私の吸っていいから、
彼に、横になったまま前から抱きつくように首に腕を巻き付けると、彼は苦しそうに血を吸い始める。
あなた
あなた
勝利、しっかりして、、
SHORI
SHORI
ん、喋ん、ない、で…
あなた
あなた
(黙って頷く)
5分ほどそうしていただろうか、段々顔色が良くなっていく彼を見て、少し安心する。
SHORI
SHORI
ごめん、本当に、余計な心配かけたよね。
あなた
あなた
ううん、私が勝利のために出来ることがあるなら、出来る限り協力したい。血を吸うなんていつでも言ってくれたらだい、じょ、、ぶ……
私はそこで意識を失った。

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