第2話

第1話
1,782
2018/08/31 10:30
あなた

どう。。。して。。。


















今日は、私の誕生日。
友達と買い物に行って、お母さんと駅で待ち合わせしてた。
♪~


スマホから着信音がした
病院からだった。
病院
病院
もしもし、あなたさんですか?
あなた

はい、そうです。

病院
病院
○○病院なんですが、あなたさんのお母さんが事故に巻き込まれてしまい、意識不明の重体です。
あなた

え?

病院
病院
ですので、至急こちらまできt。。。




耳を疑った。





お母さんが、事故に?
あなた

おかあ。。さん。

私は急いで病院に向かった。


こんな日になるなんて。。。
あなた

すいません、あなたなんですけど、お母さんがここにいるって。。。

病院
病院
あなたさんですね、お母さんは3階の307号室です。
あなた

わかりました、ありがとうございます。

307号室のドアを開けた。





そこには
あなた

え?













顔に白い布がかかったお母さんがいた。
病院
病院
我々も、最善を尽くしました。
ですが、トラックにはねられた際に
頭を強打したようで。。。
病院
病院
即死でした。。。
それからさきはよく覚えていない。





お母さんの顔は、いつもより青白くて
お母さんの手は、いつもより冷たい。


お母さんの声は

もう聞こえない。




頬が濡れて、顎に雫がたまって落ちていく。



私は部屋を出た。
ゆんぎ
ゆんぎ
あなた。。。
廊下には、幼なじみのユンギと弟のテテとグクがいた。
ゆんぎ
ゆんぎ
とりあえず、帰ろ。あなた
じょんぐく
じょんぐく
あなた、大丈夫?
私はうつむいたままユンギについていった。
てひょん
てひょん
今は、そっとしておこう。グク。(小声




私達は無言で帰った。





てひょん
てひょん
俺たち、先帰ってるから
じょんぐく
じょんぐく
ユンギ、あなたの事よろしくね
ゆんぎ
ゆんぎ
帰ろ、送ってく。
ぐく&てひょん
ぐく&てひょん
じゃあね









ユンギは私の家までついてきてくれた。
ゆんぎ
ゆんぎ
大丈夫?あなた


私はユンギの背中にくっついた。


ゆんぎ
ゆんぎ
ん、どうした
あなた

。。。

あなた

お母さん。。死んじゃった。。。

ゆんぎ
ゆんぎ
。。。

こんな、泣いてる顔、見せられない。
あなた

送ってくれてありがとうユンギ。ここまででいいよ。




そのまま、私は帰ろうとした。


ゆんぎ
ゆんぎ
待って。
あなた

え?



ユンギは私の手を引っ張って抱き寄せてきた。


あなた

ゆん。。。ぎ?

ゆんぎ
ゆんぎ
大変だったね。
ゆんぎ
ゆんぎ
おばさん、いい人だったし、すごく優しかった
ゆんぎ
ゆんぎ
こんなときだけど。。。
ちゃんと言わせて
ゆんぎ
ゆんぎ
あなた、誕生日おめでとう。
あなた

ユンギ。。。(涙)



その後、ずっとユンギの胸で泣いてた。
気持ちが落ち着いたからかな、涙が止まらない。
あなた

ありがとう。ユンギ

ゆんぎ
ゆんぎ
。。。うん
ゆんぎ
ゆんぎ
あんま思い詰めんなよ?
あなた

うん。

ゆんぎ
ゆんぎ
じゃあ、またね。
ゆんぎ
ゆんぎ
いつでも連絡してこいよ。
あなた

わかった。

あなた

じゃあねユンギ。

ゆんぎ
ゆんぎ
うん。












To Be Continued...

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