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第6話

six
決勝は白鳥沢-青城だった。
3-0でストレート勝ちし、インターハイ出場を決めた。
冨岡 千聖
冨岡 千聖
勝ったね!!
日向 桜智
日向 桜智
うん!!よかった!嬉しい!
白布が私に話がある
と言っていたのを思い出した。


どういう話か大体想像はできるけど
私はソワソワして千聖に学校に行くと言ってしまった。

別に学校に何か忘れたわけではないけど
そこにいる事が
今はしんどくて逃げたくなった。
冨岡 千聖
冨岡 千聖
ちょ、桜智!
学校についてから千聖は話を聞かせてと言って、中庭のベンチに座った。
日向 桜智
日向 桜智
あのね、千聖
私は白布に言われた事を全部千聖に言った。
冨岡 千聖
冨岡 千聖
え!?それ!告白じゃん!
日向 桜智
日向 桜智
そう、だと思う…
冨岡 千聖
冨岡 千聖
それで、何で学校なのよ
日向 桜智
日向 桜智
緊張して逃げてきちゃった。
冨岡 千聖
冨岡 千聖
そ、れはいいけど…
全寮制だから全員ここに戻ってくるんだよ?
日向 桜智
日向 桜智
あ…
忘れていた。
白鳥沢のバレー部は全寮制だった。
冨岡 千聖
冨岡 千聖
ばかだね〜
日向 桜智
日向 桜智
忘れてた…
ねえ!どうしたらいい?!
千聖にどうすれば良いか聞いた時、
私のケータイが鳴った。
電話だった
冨岡 千聖
冨岡 千聖
電話
日向 桜智
日向 桜智
うん…
画面を見ると"白布"の文字
冨岡 千聖
冨岡 千聖
おっと〜、おじゃま虫は帰ろうかなあ
日向 桜智
日向 桜智
待って!まだ居て
冨岡 千聖
冨岡 千聖
はぁ、わかったわかった!
早く出なさい!電話!
そう言われて、私は電話に出る

____________________

日向 桜智
日向 桜智
も、もしもし
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"あ、日向?"
日向 桜智
日向 桜智
うん
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"今、どこにいんの?"
日向 桜智
日向 桜智
学校…
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"学校?!"
日向 桜智
日向 桜智
うん……
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"俺らもう学校着くけど"
日向 桜智
日向 桜智
うん
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"ちょっと話せない?"
日向 桜智
日向 桜智
話、せる…
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"あ、着いた"
日向 桜智
日向 桜智
え!
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"どこにいる?"
日向 桜智
日向 桜智
えっと、えっと…
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"ん?"
日向 桜智
日向 桜智
な、中庭…
白布 賢二郎
白布 賢二郎
"おっけ、すぐ行く"
そう言われて電話が切れた
冨岡 千聖
冨岡 千聖
なんて?
日向 桜智
日向 桜智
すぐ中庭来るって
冨岡 千聖
冨岡 千聖
じゃあ、私は帰るね?
日向 桜智
日向 桜智
わ、わかった…
冨岡 千聖
冨岡 千聖
白布も頑張るんだから
ちゃんと向き合ってあげなさい
日向 桜智
日向 桜智
うん、ありがとう千聖
冨岡 千聖
冨岡 千聖
ん!じゃあまた明日!

そう言って彼女は白布たちにバレないように遠回りをして玄関に向かった。

_________________________






















しばらくして、白布が来た。
白布 賢二郎
白布 賢二郎
日向?
日向 桜智
日向 桜智
白布…
白布 賢二郎
白布 賢二郎
あのさ日向
日向 桜智
日向 桜智
ゆ、優勝おめでとう…
彼が話そうしたのを遮ってしまった。
恥ずかしくなって、怖くなって…
白布 賢二郎
白布 賢二郎
ありがとう
でも、彼は頑張って伝えようとしている。
私は彼の話をちゃんと聞こうと思った。

白布 賢二郎
白布 賢二郎
あのさ日向、俺。
日向 桜智
日向 桜智
うん
白布 賢二郎
白布 賢二郎
俺、日向が好き
日向 桜智
日向 桜智
……うん
告白はすごく嬉しいし
気持ちにも応えてあげたかった。


でも、私は簡単に飛雄の事を諦められるわけじゃないし
翔陽のこともハッキリしてないまま
白布とは付き合えない。











それに、白布のことは
ずっと仲の良い男友達だと思っていた。

だから、彼と付き合う、とか
彼氏彼女になる、とかそういう考えをしたことがなかった。
日向 桜智
日向 桜智
あのっ、白布
白布 賢二郎
白布 賢二郎
ん?
彼を見ると優しい顔で私を見つめていた。
日向 桜智
日向 桜智
ごめん…
胸が苦しくなった。
白布は勇気を出して私に伝えてくれたのに
私はまだ勇気を持てない。

本当の想いを伝えることが怖い。
白布 賢二郎
白布 賢二郎
いいよ、ゆっくりで
日向 桜智
日向 桜智
……あのね…っ
白布 賢二郎
白布 賢二郎
うん
日向 桜智
日向 桜智
私…、ずっと飛雄が好きだったの
白布 賢二郎
白布 賢二郎
うん
日向 桜智
日向 桜智
でも、振られたの。彼女が出来たって言われて。でもそんな簡単に忘れられなくて。
白布 賢二郎
白布 賢二郎
うん
日向 桜智
日向 桜智
白布の気持ちには応えられない…
正直、辛かった。
白布がこうやって告白してくれたのに
気持ちに応えられない事が申し訳なかった。
白布 賢二郎
白布 賢二郎
分かってた
日向 桜智
日向 桜智
え?
白布は、飛雄の事で悩んでることも
翔陽に気持ちを言われたことも全部分かって
告白をしてくれた。











いま辛いのは白布なのに
なんで私が泣いているのだろう。
日向 桜智
日向 桜智
ごめん、白布…っ、ごめんっ
白布 賢二郎
白布 賢二郎
もう泣くな…
そう言って彼は私の頭に撫でてくれた。






























白布はこれからも友達として仲良くしようと言ってくれた。
気持ちを言えたからスッキリしたとも言っていた。
白布 賢二郎
白布 賢二郎
日向
日向 桜智
日向 桜智
ん?
白布 賢二郎
白布 賢二郎
俺はバレーではアイツらに負けないからな
日向 桜智
日向 桜智
え?
白布 賢二郎
白布 賢二郎
今年のインハイも、春高も
来年も、お前を全国に連れてくのは
俺達だからな
そう言って彼は笑った。
その笑顔がとても眩しかった。




































________________________

少し彼と話して、私は家に帰る事にした。
日向 桜智
日向 桜智
じゃあ、帰るね
白布 賢二郎
白布 賢二郎
ん、気をつけて
日向 桜智
日向 桜智
白布もちゃんと体休めてね
白布 賢二郎
白布 賢二郎
ありがとう
彼は荷物を持って寮に戻った。

私も家に帰ろうと思い校門を出ると
そこにはある人が居た。