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第4話

four
翔陽にあんなことを言われて1週間が経つ。
連絡は取ってるけど最近忙しくて会えていない。
冨岡 千聖
冨岡 千聖
桜智?
日向 桜智
日向 桜智
千聖…
彼女は冨岡 千聖(とみおか ちさと)
私の親友だ。中学から一緒の子だ。
冨岡 千聖
冨岡 千聖
なんかあった?
日向 桜智
日向 桜智
ちょっとね
千聖は私の好きな人が飛雄だと言うことを知っている。
翔陽と仲良くなったことも話している。

あの事を彼女に相談することにした。
















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冨岡 千聖
冨岡 千聖
飛雄くんのこと大好きじゃん!
日向 桜智
日向 桜智
でも飛雄は私の事…
冨岡 千聖
冨岡 千聖
…その子と付き合ってるかどうかは分かんないんでしょ?
日向 桜智
日向 桜智
うん
冨岡 千聖
冨岡 千聖
じゃあもう思い切って言おう!
日向 桜智
日向 桜智
言うって、告白するってこと?
冨岡 千聖
冨岡 千聖
後悔するくらいなら言ったほうがいいと思う!
日向 桜智
日向 桜智
でも…
冨岡 千聖
冨岡 千聖
私ね、桜智には幸せになってほしいの
日向 桜智
日向 桜智
千聖…
千聖は中学の頃から優しい子だった。
悩んでいると「何かあった?」と聞いてくれる
相談にも乗ってくれる私の心の支え。
冨岡 千聖
冨岡 千聖
頑張って!
日向 桜智
日向 桜智
うん!頑張ってみる!
ちゃんと、飛雄に伝えよう。
そう思い、私は飛雄にラインを送った。

今日烏野まで行くから一緒に帰ろう、と。














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授業が終わって私は帰る準備をしていた。
彼の部活が終わるのが大体19時過ぎ。
それまで何をするか迷っていた。

私は部活に入っていないので
基本的には家に直行している。

今日は図書室で勉強でもしようかな、と思い
教科書やノートをカバンに入れた。
白布 賢二郎
白布 賢二郎
日向
日向 桜智
日向 桜智
あ、白布…
白布 賢二郎
白布 賢二郎
明日からインハイ予選なんだけど…
日向 桜智
日向 桜智
あ、そっか
明日からなんだよね
白布 賢二郎
白布 賢二郎
観に、来てくれる、か?
日向 桜智
日向 桜智
もちろん!!!!
白鳥沢の応援はもちろん、
烏野の応援もしたいから私は見に行くつもりだ。
白布 賢二郎
白布 賢二郎
俺、頑張るからさ。見ててほしい
日向 桜智
日向 桜智
え?
白布 賢二郎
白布 賢二郎
インハイ予選終わったら
日向に話したい事がある
日向 桜智
日向 桜智
話したいこと…
白布 賢二郎
白布 賢二郎
うん、じゃあな
日向 桜智
日向 桜智
白布!
白布 賢二郎
白布 賢二郎
ん?
日向 桜智
日向 桜智
頑張ってね!
白布 賢二郎
白布 賢二郎
ありがとう
彼は少し笑って体育館に向かった。


(そうか、インハイ予選…)
じゃあ今日は高校にいないのかな…
そう思って私は仙台市立体育館に向かった。










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もう4時くらいだから試合は大体終わっているはず…
烏野の人たちはどこにいるんだろうと周りをキョロキョロしていると誰かにぶつかった
五色 工
五色 工
わっ
日向 桜智
日向 桜智
あ、すみません…!
五色 工
五色 工
い、いえ!
彼のジャージには"白鳥沢学園"と書かれていた。
日向 桜智
日向 桜智
白鳥沢…
五色 工
五色 工
あ、はい!1年の
五色 工(ごしき つとむ)って言います!
彼は私の着ている制服を見て驚いていた。
五色 工
五色 工
し、白鳥沢の人ですか!
日向 桜智
日向 桜智
はい!2年の日向桜智って言います
五色 工
五色 工
ああ!
彼は私のことを知っているような反応をした。

(ん?私のこと、知ってるのかな…?)
五色 工
五色 工
でも、なんでこんなところに…?
日向 桜智
日向 桜智
あ、幼馴染がバレーボールをしていて
五色 工
五色 工
なるほど!
日向 桜智
日向 桜智
あの…、烏野ってもう試合終わってますよね?
五色 工
五色 工
終わってると、思います、けど…
五色くんは私の後ろを見ていた。
後ろを振り返ると…
日向 桜智
日向 桜智
飛雄!
影山 飛雄
影山 飛雄
ここまで来てくれたのか
試合終わりの飛雄がいた。
五色 工
五色 工
あ、じゃあ俺はここで!
日向 桜智
日向 桜智
うん!またね!五色くん!
彼は返事をしてまた中に入っていった。
影山 飛雄
影山 飛雄
あいつは?
日向 桜智
日向 桜智
あ、白鳥沢の1年の子だって
影山 飛雄
影山 飛雄
そうか
日向 桜智
日向 桜智
飛雄、お疲れ様
影山 飛雄
影山 飛雄
ありがとな
私は彼と並んで歩いて帰る。
この感じ、久しぶりだ。



嬉しいなあ…











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私はなかなかあの話をする事が出来なかった。
でも、ちゃんと言わないと、と思っていた。
日向 桜智
日向 桜智
飛雄
影山 飛雄
影山 飛雄
ん?
日向 桜智
日向 桜智
飛雄はさ、好きな人…とかいるの?
勇気を出して聞いてみた。
すると彼の顔は赤くなり私から顔を背ける。
影山 飛雄
影山 飛雄
…いる。
そうボソッと呟いた。
ああ、きっとあの子なんだろうな、と私は思った。
日向 桜智
日向 桜智
そっか…
飛雄の幸せが一番だと思ってたのに、
その相手が私じゃないのが、悲しかった。











ずっと隣にいたのに。
ずっと、好きだったのに。
影山 飛雄
影山 飛雄
俺さ…
日向 桜智
日向 桜智
 ___________ 好き
私が呟いた言葉は飛雄に聞こえていたようだ。

彼を見ると驚いた顔で私を見ていた。
影山 飛雄
影山 飛雄
え?桜智が?俺のこと?
日向 桜智
日向 桜智
…飛雄が、好きなの…っ!
初めてだった。
飛雄にこうやって自分の気持ちを伝えたのは。
飛雄も驚いていると思うけど
私自身もびっくりしている。

こんな真っ直ぐ言えるんだ、私。って
影山 飛雄
影山 飛雄
ごめん桜智
日向 桜智
日向 桜智
…わかって…
影山 飛雄
影山 飛雄
彼女、出来たんだ
やっぱり、ね?
あの子が彼女なんでしょ…












でもそれを言ってくれなかった事が一番悲しかった。
日向 桜智
日向 桜智
…そっか
影山 飛雄
影山 飛雄
でも俺、桜智は特別
日向 桜智
日向 桜智
ありがとう、飛雄
影山 飛雄
影山 飛雄
俺こそありがとう
多分、すぐには諦められない。
でも、飛雄は私が特別だと言ってくれた。

飛雄にとって自慢の幼馴染になれるようにしなきゃ。
飛雄の支えにならなきゃ。そう思った。
日向 桜智
日向 桜智
悲しいけど、スッキリした
涙は出てこなかった。
とてもスッキリしたから。
影山 飛雄
影山 飛雄
ありがとう、桜智
日向 桜智
日向 桜智
うん、こちらこそ!
影山 飛雄
影山 飛雄
うん…
日向 桜智
日向 桜智
何暗くなってんの!
明日も試合でしょ?
影山 飛雄
影山 飛雄
そうだけど…
日向 桜智
日向 桜智
飛雄たちなら勝てるよ
明日応援行くから
影山 飛雄
影山 飛雄
ありがとう、頑張るよ
飛雄はやっと笑顔になってくれた。












飛雄には振られたけど
縁を切るわけではないし
これからも関わっていけるなら
これでも良かったかもしれない。


















だって、飛雄が幸せなら私も幸せだから ____















私たちはまた一緒に買い物をして帰ることにした。











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明日、翔陽にも会うんだ。
それでちゃんとこの事話そう。

そういや、白布からも話があるって…

明日楽しみだな…と思いながら
私は眠りについた。