永瀬「ほんまに大丈夫か?」
『へーきだって!東京駅なんて電車で1本だし!』
平野「ほんとに?」←こやつまた泊まりました
『ほんと!』
永瀬「仕事さえなければ送ってやれたのに...」
『大丈夫やって!あなた中3だよ?』
平野「心配やー」
『平野の紫耀に心配されるほどあなたも落ちぶれてはないで?』
平野「ほんとかいな!」
『ほんま!じゃあまたな!』
永瀬「行ってらっしゃい」
『いってきまーす!』
久しぶりのお兄ちゃん、、
なんだかんだ言って楽しかったな。
別に家が恋しかった訳やないで??
ただね、
ちょーっと、
安心しただけや!
本人には絶対言ってやらんけどな!
あれ?
あんな所に男の子おる!
!!!
車来とるやん!!!
助けなっ!
🚗💨<キキーッ!!!!
高橋side
高橋恭平です、
あなたがおらんくてちょー暇です。
しかもみっちーと2人で出かけとったしさ!
俺というものがありながら!←別にあなたのなんでもないやろby道枝
あっ!
廉くんから連絡きとる!
めずらしいなぁ
えっ...
車に...ひかれた?!
永瀬side
あなたがひかれた...
車に...
ほんまに
信じられん
1時間前に送り出したばっかやで?
道路におった男の子を庇ったって...
なんで送ってやらんかったんやろ
仕事なんて、
あなたの命と比べたら全然軽いもんやのに
平野「廉...廉のせいやない!な?」
『俺の...俺のせいや...グズッ』
泣いてる場合やないのに...
もしあなたが...って思うと涙が込み上げてくる
無事でおってくれ...
ナース 「永瀬あなたさんの御家族の方ですか?」
※戸籍上は三毛島から永瀬にもう変わっているため
『そーです!』
ナース「処置が終わりましたのでこちらにどうぞ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。