第36話

帰省
11,586
2020/03/26 13:06

永瀬「ほんまに大丈夫か?」















『へーきだって!東京駅なんて電車で1本だし!』










平野「ほんとに?」←こやつまた泊まりました






『ほんと!』






永瀬「仕事さえなければ送ってやれたのに...」






『大丈夫やって!あなた中3だよ?』







平野「心配やー」








『平野の紫耀に心配されるほどあなたも落ちぶれてはないで?』







平野「ほんとかいな!」






『ほんま!じゃあまたな!』








永瀬「行ってらっしゃい」








『いってきまーす!』



















久しぶりのお兄ちゃん、、








なんだかんだ言って楽しかったな。














別に家が恋しかった訳やないで??











ただね、


























ちょーっと、


























安心しただけや!
























本人には絶対言ってやらんけどな!




























あれ?
あんな所に男の子おる!























!!!

































車来とるやん!!!













助けなっ!









































🚗💨<キキーッ!!!!
























高橋side



高橋恭平です、



あなたがおらんくてちょー暇です。








しかもみっちーと2人で出かけとったしさ!






俺というものがありながら!←別にあなたのなんでもないやろby道枝










あっ!


廉くんから連絡きとる!


めずらしいなぁ







廉
高橋!
今すぐメンバー連れて東京これるか?
きょーへー
きょーへー
急にどうしたんですか?
廉
あなたが...
きょーへー
きょーへー
あなた?
廉
あなたが車にひかれたんや








えっ...








車に...ひかれた?!







きょーへー
きょーへー
すぐ向かいます!!




















永瀬side




あなたがひかれた...



車に...







ほんまに







信じられん








1時間前に送り出したばっかやで?















道路におった男の子を庇ったって...































なんで送ってやらんかったんやろ











仕事なんて、










あなたの命と比べたら全然軽いもんやのに











平野「廉...廉のせいやない!な?」















『俺の...俺のせいや...グズッ』












泣いてる場合やないのに...




















もしあなたが...って思うと涙が込み上げてくる




















無事でおってくれ...























ナース 「永瀬あなたさんの御家族の方ですか?」
※戸籍上は三毛島から永瀬にもう変わっているため













『そーです!』












ナース「処置が終わりましたのでこちらにどうぞ」






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