ルンルン♪
絶賛浮かれ中の三毛島でっす☆
なんとね!少クラの取材受けちゃったの〜!
しかも1番注目されてるんやって( ̄∀ ̄*)イヒッ
ス「あと10分で2次審査はじめます」
やっば!まだ着替えてなかった
えーと、確か自分の番号のロッカーに練習着があるんだよね、
『えっ.....』
そこには切り刻まれ、到底着れそうにない練習着があった
誰がこんなこと...
って!落ち込んでる場合じゃない!あと10分しかないんだからどうにかしないと...
『すいません。あのー換えの練習着とかってありますか?』
ス①「ごめん!今すごく忙しくて、、」
ス②「早く機材はこんでー」
ス①「はい!今すぐ行きます。こんな感じだから他の人に声かけてもらえる?」
『...わかりました』
他の人って言ってもみんな忙しそうだし...どうしよう
高恭「どーしたん?こんなとこにおって、ここ関係者以外立ち入り禁止やで?」
!!!!!
『すすすすすっすみません!!』
推しが...推しが目の前におるぅぅぅぅ!!
とか興奮してる場合じゃなかった!
『いや、なんでもないです大丈夫ですニコ』
ちゃんと、笑えてるかな?
高恭「そんなん作り笑いって俺でもわかるで。何があったか話してみぃ?」
『グズッ…実は...』
私は全てを話した
高恭「それはつらかったなぁ。話してくれてありがとな、じゃあまずはその練習着どうにかせんと」
ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
『//////////』
高恭「俺の練習着は...ちょっとでかいな笑笑お!ちょうどいい所に謙杜おるやん!!」
長尾「どしたーん?」
高恭「練習着貸してくれん?」
長尾「えーよ。でもなんで?」
高恭「この子に貸したいんや!理由は後で話す!」
長尾「はい、どーぞ!」
『ありがとうございます!!この御恩は一生忘れません!!』
長尾「一生って笑いーえ!どういたしまして!頑張ってねニコニコ」
『はい!!』
笑顔の貴公子の破壊力やばし////
高恭「じゃあ俺らは犯人探し...やな」
長尾「おう!」
ふー、ギリギリ間に合った
ス「これで全員集まりましたね、ではこれから2次審査を始めたいと思います」
69番「すいませーん、あの21番の子だけ練習着違うんですけどえーんですかぁ?しかも関東民やしクスクス」
3番「大阪弁話せへんやろ?www」
52番「こーゆう人はオーディション受ける資格ないんやと思いまーす!」
会場がざわついてる
バン!!🚪
高恭「3番、52番、69番今すぐ退場しろ」
3番「なっなんでぇ!」
長尾「あなたちゃんの練習着バラバラにしたのって、君たちだよね?その一部始終カメラに映ってたで?」
3.52.69「なっ...」
高恭「そんなやつらと俺は仲間になるつもりはない!今すぐ出ていけ!」
3.52.69「は?マジ最悪!!」
そう言いながら3人は会場から出ていった
ちょっとすっきりしちゃった!
『2人とも、本当にありがとうございます!!』
高恭「おう!」
(満面の笑顔とか反則やろ/////)
長尾(笑顔のプリンセスだ/////)
こうして事件も幕を閉じ、2次審査を始めることができた
ス「2次審査は歌とダンスです。課題曲はなにわ男子のダイヤモンドスマイル。これから振り付けとかを教えて1時間後には1人ずつ発表してもらいます」
受験者全「はいっ!」
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ス「では続いて21番三毛島あなたさんどうぞ。」
『Your sparkling smile is so sweet stone,
Bright illusion Oh ダイヤモンドSmile.....』
滝沢「うん、完璧」
高恭(あなたって歌もダンスも完璧なんだな...)
長尾(かっこよすぎる!)
道枝(自分の魅せ方上手いなぁ。)
大西(僕の“ぎゅっと”ってとこ真似してくれててかわいっ!)
西畑(これは、、決まりや)
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ス「これから合格者を発表したいと思います」
西畑「合格者は、、、91番松下乙葉さん!」
あ.....落ちちゃった、、
やっぱり関東民だから...
西畑「そして!21番三毛島あなたさんです!2人とも、これから関西Jrとしてよろしくね!」
乙葉あなた「『よろしくお願いします!!』」
滝沢「合格おめでとう。では早速こちらの部屋に来てもらえるかな?」
乙葉あなた「『はい!』」
ガチャ🚪
『瑠依!乃愛!』
瑠依乃愛「「あなた!!」」
『やった!みんなで受かれた!!』
瑠依「だねっ!!」
乃愛瑠依あなた ◝꒰´꒳`∗꒱◟◝꒰´꒳`꒱◟◝꒰∗´꒳`꒱◟
滝沢「ゴホン」
乃愛瑠依あなた「「『すみません』」」
滝沢「えー、君たち5人がジャニーズの女子1期生だ。ではこれから所属するグループを発表する。黒崎はSixTONES、橋本は美少年、花井は宇宙six、松下はAぇ!group、三毛島はなにわ男子だ!これはオーディションで見せてもらった実力などを総括してメンバーとも話し合い、考え抜いた結果だ。」
なにわ、、、なにわ男子に入れる?!
滝沢「期待してるぞ。」
女子Jr「はい!!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。