高橋side
三毛島「...て」
『ん?』
三毛島「かして...?」
『え、、あ、うん』
ピトッ
三毛島「へへっ、笑 つめたいっ」
『っ/////』
きゅーーーーんっ
なんなん!
さっきまで泣いてたのに急にケロッとして
俺の手ほっぺたくっつけて
「へへっ、笑」って!!
『調子狂う...』
三毛島「きょ、、へ?」
『んーん、...てか熱!測ろ』
ピピッ
【39.0℃】
『上がってるやん!』
三毛島「でも、げんきだよ?」
『そうゆーもんだいとちゃうねん!』
三毛島「( ´・ω・`)シュン」
『ごめんて、とりあえず薬飲んで寝よ、な?』
三毛島「はぁい」
いつになく素直
熱のせいやんな。笑
『じゃあ俺、今度こそほんまに行くな?』
三毛島「...」
ムッとした顔でこっちを見つめるあなた
『あーもう、はいはいわかりました!あなたが寝るまでそばにいたるから。これでええ?』
三毛島「!」
わかりやすく顔が明るくなるあなた
やっぱ素直で可愛ええ。笑
よっぽど安心したんか、
ただ単に疲れたんか、笑
1分もせずにあなたはスースー寝息をかいて寝た
『これでお役御免やな、。』
俺は1度立ち上がるも、
やっぱりベッドの横に座った
『今日くらい俺が隣におってもえーやろ((ボソッ』
この日西畑くんは早く帰ってきたそーです。笑
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。