永瀬side
空港にて
『ほんっっっっっまにありえん💢💢』
平野「いつまで怒ってんの笑 ほんとあなたのことになると余裕ないよね、廉って笑」
『うっせぇ…///』
平野「...あれ?見たことある人いる」←
西畑「廉!ハァハァ...よかった、まだいた!」
『何しに来たんだよ』
西畑「ちゃんと、話したくて」
『...紫耀。ちょっと2人にさせてくれへん』
平野「りょーかい」
『いつから付き合ってるん?』
西畑「...入院した時から」
『は?!じゃああの質問した時にはもう付き合ってたってことかよ!』
西畑「ごめん...だって廉シスコンやん」
『あ゛?💢』
西畑「なっ、なんでもない」
西畑「でも俺本気やから。そこはわかっててほしい」
『...どれくらい?』
西畑「え...?」
『どれくらいの覚悟があんねん』
西畑「...命懸けるで」
『ほんまに?そんな覚悟あんねんか?(圧)』
西畑「ある!!!」
『...わかった。これは誓いやからな、男同士の』
西畑「うん。ほんまにありがとうな」
『べっ別に認めたわけやあらへんからな!』
西畑「(。-∀-)ニヤニヤ」
ちょっと!
ちょっとだけ大吾の覚悟をわかってやっただけやっ、うん。
そしたらあなたからメール来とって
『今更すぎやねんっ...』
平野「にしては顔が笑ってるようで?笑」
『ほんまうるさい(照)』
.
今回は百歩、いや千歩譲ってやったわ
あー、俺大人←
とか言いながらあなたに嫌われてなくて安心してる兄なのであった🤭
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。