ん?
なんでこんな会話してるかって??
理由は2日前にさかのぼります
〜2日前〜
あ〜、なんか今日気分乗らへんなぁ。
次数学か、、、
せや!
サボろっ!!←
ガラガラガラ🚪
『せんせーっ、頭が悪いので寝ててええですか』←
保先「はいはい、寝とき。治ったらええな」←
よっしゃぁぁ!
保先「せやけど静かにな、寝てるやつおるから」
『寝てるやつ?...ってあなたじゃないですか!!』
保先「しーーっ!!」
『さっせん』
保先「最近疲れてるらしくてね、よく来るんよ」
『そーなんや...』
そん時は仕事忙しいのかなー?とか思ってたんやけど、
俺、聞いちゃって。
保先「大丈夫?もう戻れそ?」
三毛島「...今日、帰ってええですか」
保先「うーん。でもこれで1週間ずっとやんな?」
三毛島「...」
保先「なんかあった?」
三毛島「別にそんなんじゃっn」
保先「あったんやろ?」
三毛島「グズッ...さいきんっ、ひとのめが怖いんですっ...ズズッ」
保先「そかそか、頑張ったなぁ。((ポンポン」
三毛島「ウウッ...グズン」
人の目?
もしかして、いじめ??
クラスで?
でもクラスにはるーくいるはずやし、
ファンになんかされたん?
色んな考えが頭をよぎって、気づいたら帰ろうとしてたあなたの腕をつかんでいた
三毛島「?!」
『わぁぁっ!...ごめん。』
三毛島「だい、じょぶ。」
「『...』」
「『あのっ!』」
三毛島「あ、、笑 どうぞ、先」
『いやいや、どーぞ笑』
三毛島「あなたはただどうしたんやろって思っただけ!笑」
あー。
またその貼り付けたような笑顔。
何かあったんよな?
無理してんねんな?
『実は俺、さっきの話聞いててん』
三毛島「あ...そっ、か。ごめんね!変な雰囲気なっちゃって。全然大丈夫やから!笑」
『笑わんでよ』
三毛島「...え?」
『俺、聞くよ? 話。嫌なことあったんなら全部。受け止める』
三毛島「ははっ...なに、言ってんの...ズズッ...あれ?」
あなたの目から涙がこぼれ落ちる
三毛島「泣いてる...?え、なんで...グズッ...止まらへんっ」
ギュッ
兄さん、ごめんなさい。
『俺の前では、無理せんで?』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。