第66話

ついに
10,266
2020/04/13 01:45
西畑side



現在PM11:00









あなた待ってるなうです



西畑大吾です









『った...!』











刺された背中は少々...まぁ、結構痛みます笑









『でもやっとあなた守れたんよな((ボソッ』











忘れもしない...
















アオハルライブの初日



あなたはあるファンに刺された




俺は反対側におって、すぐに駆けつけることができひんかってん



でも後悔はそれだけじゃなくて






もっと後悔したことがもう一つあって、、








それはな...
























その刺した子が西畑担やったことやねん








みんなはな、「そんなん西畑は関係ないで」って言ってくれたけど、やっぱりどっかで罪悪感みたいなんがあったんよね










せやからこの背中の傷は





やっとあなたを守れたあかし


"男の勲章"なんや!

























三毛島side


大ちゃんにお礼を伝えるために忍び足で向かっているなうです



三毛島こと永瀬あなたです




ほんまはな...お礼言うんが主やないんやけどなっ








まぁ、それはのちほどわかることでしょう!







そろそろ大ちゃんの病室に着きます!!



3....2.....いーち!!



ガラガラガラ🚪




『大ちゃん!!』




西畑「しーっ!声でかいてw(小声)」



よかった...


ほんまに大ちゃん生きてた←





『そやったw(小声)』






(ポンポン)




大ちゃんがベッドの隣においでって手招いてきた











トコトコトコ←歩いた音






(ボスンッ)←座った音


















ギュッ













すると急に大ちゃんに強く抱き締められた








『大...ちゃん?苦しい!苦しいって笑』





西畑「よかった...今度はちゃんと守れて...ズズッ...間に合わへんかと思った...グズッ」





『泣いてるん?』



西畑「当たり前やろっ!グズッ...目の前であなたが殺されそうになってたんやで!」



『...』




西畑「もう...無理せんといてや」



『心配かけてごめんね。大ちゃん、あの...さ』




西畑「ん?」




『ほんまにほんまにありがとう!で...な』




西畑「いえいえ!どーしたん?」



『やっぱなんでもない!とりあえず直接お礼伝えたかってん!じゃあ帰るn...』












西畑「待って!...まだちょっとだけ、ここにいてくれへん?」








大ちゃん、泣いた後やから目うるうるで...




そんな目で見られたら帰れんやん!!!







『ええ...けど...?////』











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